<はじめに>
最近、商品説明を読まないで落札される方がいらっしゃいました。最後までよく読んで落札頂くようお願いします。 機種によってレストア価格が違います。最後までよく読んで入札を決めてください。「商品と思って入札した」と言われても、入札した時点で私には「システム利用料」が課金されます。これの回避のためには「落札者都合でキャンセル」するしかなく、そうすると自動的にシステムが落札者に悪い評価を付けます。くれぐれも商品を確認しての入札をして下さい。機種によってレストア価格が違います。最後までよく読んで入札を決めてください。 最近新に「商品の状態」項目が追加されました。修理・レストアサービスでの出品なので、交換する部品が「新品」ということで「新品」の項目にチェックを入れております事予めご了承下さい。 /&;
御注意下さい。商品の出品ではなく、お手持ちのAW-1Dを修理する出品です。ただし、「VIA」だけはレストアしておりません。
修理というより、一部オリジナルとは回路を変えますので、「チューンアップ」と理解いただいたほうがよいかと思います。このチューンアップはけっして思い付きではなく、再生される「再生音」に大変敏感なグループの方々に邂逅する僥倖を得た所から始まりました。
レストアする度に新たな進化を遂げています。新たに手を加える箇所が増え、コストがかさんできているので値上げしました。こだわり部分に手抜き・妥協したくない為ご理解ください。価格は機種によって変わります。詳細は下に記しております。よくお読みください。
当オークション初めての方はトラブル防止の為に入札しないようお願いいたします。
<落札後の流れ>
落札後の流れですが、いくつかのインタビューをしてレストア内容を決定します。お支払いはレストア完了時に連絡しますので、そのあとです。
その後送っていただくのですが、輸送箱は返送にも使用しますので、しっかりした箱でお願いします。また、箱と中の本体には隙間(クッション充てん場所)を設けてください。最近立て続けに2件の輸送事故が発生しています。どちらも本体と箱に隙間がなく、輸送中にぶつけられて、外装が異常ないのに中が割れていました。どちらもヤマト運輸でした。そうして2件とも「外装に異常がないので輸送事故ではない」と保証されませんでした。ゆうパックではこのようなことはなく、すぐに対応してもらいました。外装に異常がない・・・確かにこの主張は合理性はあります。ただ、台形のAW-1,AW-1D等は、とがった部分が箱にぴったりの場合、面で衝撃が加わると、外箱は異常なくても、中の機器に力が加わり、割れます。輸送箱には十分ご注意ください。 これはあくまで希望ですが、輸送箱でお勧めはヤマト運輸の『パソコン輸送箱E』です・1500円もしますが、フイルムで機器を宙に浮かせる構造となっており安全ですし、なんといっても裸でポンと入れて送れる手軽さも魅力です。私は輸送に疑問があるので、ヤマトで箱を買って、ゆうパックで送っています。この箱だと返送も手軽なので助かります。あくまでも希望です。尚、パソコン輸送箱はAからGまでありますので「E」と指定下さい。
レストアの流れを記しておきます。落札→ナビにて症状を詳しく伺います(その際、お互いの紹介も致します。最低限、お名前と住所も開示下さい)→発送→レストア→完了連絡→代金お支払い(かんたん決済)→ゆうパック元払いにて返送 となります。(送料は北海道&沖縄が2500円、他は全国一律2200円です) 業者はゆうパックのみです。持ち出しが多くなったので、少し値上げしました。
<レストアの内容・思想・バックグランド>
長年修理を趣味としてきました。たまたま、オリジナルをお持ちのグループの方にレストアした品を納めた所、大変音が良いと、別にお持ちのAW-1をハイスペック部品多用のレストア依頼されました。その音を聞いて、グループ内で芋ずる式に注文されました。(主にAW-1Dです)お聞きになる音楽のジャンルに合った乗数を試した所、さらに反響がありました。(レストア品を再レストア依頼される事も発生しました)その後AW-1Dを幾台も納入、それらの定数変更を繰り返す中で(納品した品を、再度料金払うからこの音に!との依頼でした)、最終的に「音楽を気持ちよく聞ける」と評価頂いた定数に落ち着きました。
最近そのグループの方々から手紙を戴き、半年すこしでそのグループには22台も購入頂いた事を知りました。私が訪問して改造を加えた物や、その音を聞いて再度改造をした台数を含めると1年足らずで総数約90台となると思います。AW-1とAW-1Dは出力アンプ部は回路的に同じです。
回路解析をしても、AW-1やAW-1Dは音に影響する部分は「コストダウン」された部分が見られます。この部分は「いやBOSE様が決定したものに間違いはない」と言う意見もあると思います。それはそれで尊重しますが、メーカーにいた経験、メーカーの購買部(普通資材部とも言います)の経験、基板を毎日大量に実装している経験からして、コストダウンは確実にあります。
製品開発会議で、資材部の立場から安い部品を強要(ごり押し)した事もあります。当然設計と喧嘩です(理由は、OR品の承認を得るには部品の詳細なスペックはもとより、それを使用した原機の詳細なデーターを提出しなくてはならないからで、面倒なのです)。この場合、設計の意見は一番ですが、販売価格に敏感な営業の意見も尊重されます。原価と販売価格と、性能のしのぎ合いです。ただ、設計の「要求スペック」を満たせば、後は経営的な話となります。いかに原価を抑えるかです。製造の人件費(作業効率)は無論の事、部品の共有化による購入ロット増(買い叩きしやすくなります)も原価を抑える主要因です。
そのコストダウンの影響を排し、回路技術者ならこうするだろうという経験則(アンプの設計製作が長年の趣味、アンプメーカーにいたこともあり、設計技術者とも親交あります)と、先ほどのグループの厳しい耳によって変更・チューンがなされています。一般的に電子技術の世界は比較的閉鎖的で、回路はあまりオープンにはされません。(無論回路を現物からは起こせますが)そのため、とんでもない話が起こりがちです。「電気店で修理を担当していた」というので採用してみたら、回路は一切読めず。問い詰めると「基板を交換していた」だけだったりします。
例えばAW-1について大まかな話をすると、BOSEからOEM先に出される基本要求スペックは、出力・クロスオーバー周波数・減衰率・周波数特性ぐらいです。アコースティックウェーブは特許とれる技術ですが、ダクト長により、物理的に共鳴周波数が限定されていますので、大まかな要求スペックで事足ります。逆を言えば、基本的要求スペック内であれば、ありとあらゆる可能性があります。現行機はその可能性の中のほんの1例です。
BOSE自体が基板の設計・開発部門を持っていたなら、その膨大な可能性の中から「カットアンドトライ」を繰り返し、1つの結論に収斂するのですが、現実はそうではありません。私の改造はその「カットアンドトライ」で「基本要求スペック」内で良い再生音がする定数にしただけです。現行基板・部品の中ですので、「最高の」とは言えないかもしれませんが、少なくとも現行回路(オリジナル)よりはいい方向だと自負しております。
オリジナルを重視する方が私の記述に異議を唱えていましたので、「都市伝説」に技術者が反論するのも気が引けていたのですが、ピンポイントだったのであえて記しておきます。AW-1,AW-1Dに「可変ラウドネス」などという回路はありません。それはまるで、車を知らない、あるいは内部には触ろうとしない人に、ベルト鳴き音を聞いて、聞きかじりの「ターボ音」と信じ込み、第三者に「これにはターボというすごい機能が搭載されている」と言ってるようなものです。AWシリーズにはパテントはありますが、それは「アコースティックガイドテクノロジー」としてのもので、回路にはありません。現在のロジック回路から見れば非常に単純なアナログ回路に、そのような回路は搭載不可能ですし、そのような回路があるとすれば、世界中のメーカーがどこもパテント取っていませんので、私は高く買います。そしてそれを売るだけでいい生活できそうです。あればいいですがね。信じ込むのは自由ですが、それを第三者に信じさせようとする行為はいけません。本件に関しては、この場での誹謗でなく、公開の場でならきちんと討論する用意はあります
参考までに記しておきます。AW-1もAW-1DもOEM製品です。「OEM」に関してはお調べ下さい。BOSEはスピーカーの工場は持っていますが、アンプやCD等の製造工場は持っていません。OEM製品受注側は、利益を多く残す為、製品原価を抑える為に、たゆまぬ努力をしています。(現在OEM受注して、皆様がよく知っているメーカーの基板を生産している立場から)コストダウンが製品に反映されているのは事実です。残念ですが・・・・ AWMの修理・レストア・チューンアップも可能ですが、症状によっては部品が手に入らない事もありますので問い合わせ下さい 。
最近、カセットは聞かないという方が多いので、新たな提案として「AUX直結」をお勧めしております(AW-1のみです)。 内容は、ラジオ・カセットとAUXを切り替えるスイッチをパスして、AUX信号をダイレクトにプリアンプに繋ぐ改造です。大変接点の小さいAUX入力切替スイッチを介さない事で、信号の劣化が無くなります(時折片チャンエルが音が小さくなったりノイズが出る・・・が無くなります)さらに、AUX使用時に無音の時に小さくラジオ音が出る・・も無くなります。カセット・ラジオが聞けなくなる心配はありません。AUX INの隣にあるLINE OUTにラジオやカセットのの信号は出ていますので、LENE OUTと LINE INをピンケーブルでつなげば出ます。手間ですが、ほとんどAUXでしか聞かない・・・という方にはもってこいだと思います。無論、通常価格内です。
<価格について>
ここ最近、「価格が不明瞭だ」という声がありましたので、記しておきます。レストア料金(AW-1Dなら19000)内でレストア・超オリジナル音にできるのは、音が出ない・あるいは音は出ているがこもっている等の基本的に信号系が動作している、ないしは信号系が不良というものです。
AW-1Dなら「CDが再生しない」は追加金額発生する可能性もあります。オリジナルをずっと使用していて、水をこぼしたりしていない機器は基本料金内でレストア可能の可能性が高いです。入手がオークションの品は、素人が中を触っていたり、「2こいち」といって複数台の壊れて機器を寄せ集めて何とか動かし(ごまかせるようにして)販売している物もあります。かなりの数落札した私でさえも「NC/NR」に泣かされた事多くあります。CD不良は原因が多岐に渡り、「ピックアップ交換」だけでは治らない場合もありますし、ピックアップ交換しないで治る(この可能性の方が高い)機器も多くあります。ピックアップはもう入手不可なので、動作品から取り出します。動作品は価格が一定しないので、最悪のピック交換は6000円~9000円としています。
音に関しては自分でレストア・改造して「音がよくなる」と自画自賛しても意味がないので、感想評価を記しています。これまで数百台レストアしてきましたが、「元に戻せ」は一台もありません。一人の方が次々と3台以上レストア依頼はかなりありました。
AW-1Dは照光できませんまた、修理後の動作保障は1年間致します。初期不良以外は(届いてすぐの不良)送料はご負担下さい。
<注意事項>
「他の人の出品物を落札したが、出品者から直接送らせて、レストアしてもらえないか?」という質問や、落札者様からの問い合わせが増えましたので記しておきます。『不可』です。私は、どのような品を落札したのか知りませんし、傷や汚れの状態・動作に関しての状態を、出品内容と同じだという保証が出来ません。送料を軽減したいという気持ちは判りますが、まずは、ご本人が外観や動作状態を確認して、出品者との関係を完結させた上で、私にレストア依頼するべきです。このような依頼が可能なのは、新品でメーカー保証があるもののみです。
<レストア品を手にされた方々の感想>
・ハイエンドシステムユーザーの感想
最近、プロの現場で働いていた方から嬉しい感想を頂いたので、許可を得て転記致します。『私も以前は********でレコーディングディレクターをやっておりましたので、AW-1Dと正対して集中して聴いていると、マスタリングルームでのハーフインチアナログマスターの豊潤なサウンドを思い出します。特にiPhoneのロスレスで聴くサウンドはそれに匹敵するものであり、聴く快感においてはAW-1Dのほうが上かもしれません。(マスタリングはあくまで仕事で、楽しむ感覚はありませんでしたので)良い録音とそうでない録音がはっきりわかるので、制作者からすればこわい機器かもしれません。今日もまたAW-1Dの前から離れられそうにありません。改めて、素晴らしい体験をありがとうございます。』
最近の落札された方の感想で、クレデンザを3台もお持ちの方が「手軽にアナログ環境を楽しめる」と続けてお求め戴いたり、タンノイのセットをお
持ちの方も「タンノイのスピーカーをいちいち鳴らすのにちょっと気が引けて、なんとなく面倒臭さもあり…自らすすんで音楽を聞く事から遠ざかっていたのですが、AW-1Dのスィッチ一つでお手軽にしかも心地のいい音を聞けるという幸せにひたっております。」と連絡頂きました。もう一人もすごいセットをお持ちの方からの感想です。許可を得たので転記します。『AW-1 到着してagingを数時間してFMやCDをVoliumを絞って聴いています。50年来クラシックを聴いていますが、mark levinson ml7やtannoy RHR.Kenwood L02Tで申し分のない品のある音に満足していますが、修理して頂いたAW-1 はこれらの大型装置に負けず劣らず柔らかで分解能の高い音でミニステージが顔前に現れます。これなら肩肘張らずに楽しめますし、深夜でも家族に遠慮なく聴けます。最高です。チューンアップの威力です。本当にありがとうございました。』 オーディオを究めた方々が「気軽」に楽しめる相手として認めて頂いていると喜んでおります。
オーディオマニアの方のAW-1Dの感想です 『開梱し、音出しを始めて3時間がたちましたが、面白くて止まりません。当方、オーディオ歴が50年を越え、相当数の物を体験してきましたので、そこそこの物ならば数分で飽きてしまうのですが、AW-1D はすごいです。BOSEらしいエフェクト臭い音とも言えますが、魅力の方が勝っております。特に驚いたのは、音像や音場が今ひとつ決まらないので、前後に移動してベストポジションを探していた時、たまたま機械に顔をくっつけるほど寄ってみたところ、今までどんなバイノーラル録音でも経験したことの無い生々しい聞こえ方がしました。筐体の共鳴すら効果的なのかも知れません。楽しい機器をお譲りいただき、ありがとうございました。』 次の方は、長年オーディオメーカーに勤められた方の感想です。コンサート会場のPAの関係をお仕事にされていた方のようで、音楽の「場」に意識の高い方でした。
『ありがとうございます、本日16:00に受け取りました。
【驚嘆(1)】
PCからプリ経由のAW-1は、マンション一室の空間をライブ会場の臨場感にしてくれました。
高橋真梨子の息継ぎも生々しく、ベースの弦弾き後の響きとピアノのピーンと跳ねる余韻はこの小型からは想像もしていませんでした。
再生し難いクラリネットの倍音やドラムとシンバルの連打、ペット高音もきれいに表現され、聴衆と一緒に楽しむ演奏者の生気を伝えています。
妻と一緒に聴いたあの雰囲気はこれだと、思わずプリのヴォリュームを上げてしまいました。
生活の場での反響音を含めた音場造りに優れた逸品です。
この小ささで音響環境を整備した会場の雰囲気を伝えくれました。
【驚嘆(2)】
23歳の老猫がおります。
亡くなった妻の声の入ったカセットを試しに繋げてみました。
今まで何の反応も示さなかったのが今回はぴくっと耳を立てて寄って来ました。
動物に伝わるって凄いことです。
単なる音が「人」に変わってるんです。
【感謝】
商品案内に載せていらっしゃった皆さんの好評価がわかりました。
大切に使用してまいります。
素晴らしい出品者さんに巡り合えて感謝の限りです。
色々とメッセージやり取りをして頂き、何か音へのオタク同類(失礼!)という親近感を抱いてしまい古くからの友人のような思いでした。
音への拘りこそ音楽の原点という理念をお持ちです。ぜひとも貫き通して下さい。
これからもご活躍下さいますよう心より願っております。
ありがとうございました。』
・長年使用してきた方の感想
AW-1レストアの感想頂きました。
『本日無事に届きました。 さっそく鳴らしてみましたが、レストア前とはまるで別モノです! 音が出た瞬間ゾクゾクして笑いが止まりませんでした。 本当にここまで音の厚みと解像度が変わるとは思いませんでした。 実は発送する数日前から久しぶりに集中して聴き込んでいたので、レストア前と後の違いがハッキリわかりました。本当に音の粒が見えるというか、このレストアチューニングは凄いです。 私は以前、バンドでキーボードを担当していて、アナログシンセのProphet-5やデジタルのDX7やサンプラーなどをスタジオで使い込んでいたので、音の違いはある程度理解できているつもりでいます。なので、このアコースティックウェーブという唯一無二の音には尚更感動です!今回本当にお願いして良かったと思っています。』 最近も長年のAW-1Dオーナー様のレストアをした所、以下の感想をナビで頂きました。『良いです!とても良いです!AW-1Dからこんな音が出るとは思っていませんでした。驚きです!結局、朝から10時間以上聴きっぱなしです。音は、クリアなまま、だんだん柔らかくなってきています。特に中高音が馴染んできているというか、うまく表現できませんが、そんな感じです。**さんに出会えて良かったです。今も、後ろで上原ひろみが演奏しています。クラシックやジャズが際立つように思えますが、ユーミンも小田和正もセリーヌディオンの歌声も秀逸です。ボーイズ・エア・クワイアのアヴェ・マリアにはゾクッと鳥肌が立ちました。CD2枚で音が飛んだ時はドキッとしましたが、面が汚れていただけのようです。AW-1の音も聴いてみたくなりました。』この方はエージングの変化も聞き分けられており、修理者としても嬉しい感想でした。
もう一人の方(AW-1です)※AW-1とAW-1Dの出力回路はほぼ同じです。同じ音の傾向にあります。
『 聴いてみました。ある程度予測し,心構えをしていたつもりでしたがそれ以上にすごかったです。妻と娘は,外観は一緒だけど全く別物になったねと言ってました。そして,いつまでも聴き続けられる音,気持ちの良い音だという感想でした。
K-POPを聴く娘は,今までわからなかったけど,お金のある事務所とそうでない事務所の音作りの違いがはっきり分かってしまうという面白い感想も述べてました。こういう部分は,モニタースピーカーのような要素もあるというところかもしれないですね。
まず聴いてすぐに気づいたことはベースの音がやけに目立つということでした。これまでなんとなくぼんやり鳴ってる感じでしたが,一音一音はっきりと聞こえてきます。ベーシストが何をやってるのか,ベースラインのメロディがよくわかります。しかもバスドラムとは完全に分離して聞こえます。リズム隊がしっかりしてるので,音の厚みが違います。
以前は,得意なジャンルと不得意なジャンルが結構はっきりしていました。
うちに一枚スメタナの我が祖国をチェコ・フィルハーモニック・オーケストラが演奏しているCDがあるのですが,これが特に苦手でなんだか真ん中で音がごちゃ混ぜになって,とても最後まで聴いていられませんでした。今回,このCDはどうなんだろうと恐る恐るかけてみてびっくりです。
まず,音場が今までの2倍,いや3倍以上に広がっています。各パートがどこにいて,どんな演奏をしているのかが見えてくるようです。ソロのパート演奏の際にはホールの空気感が感じられます。ダイナミックレンジもフォルテシモからピアニッシモまでしっかりと描き切ります。特にピアニッシモの描写は素晴らしいなと思いました。これまでわからなかった色々な音が聞こえてきて,違う演奏を聞いてるようでした。このCDは録音状態が悪かったんだろうと思ってましたが,違いましたね。
いや~,本当に素晴らしい調整だと思いました。これから豊かな時間を過ごせそうです。』
20年前に訪問販売で購入したAW-1Dワンオーナーの方から、レストア後の感想をナビで頂きました。初期から中高域に不満があったそうです。このようなユーザーの方も多いのではないかと、許可を得たのでナビを掲載させて頂きます。「昨日無事に受け取らせていただきました。 CD部を始めスイッチ類迄が完全復活を遂げており、更には音質面が小生の使っていた物と全く別物のAW-1Dに仕上がっており、評判通りの素晴らしい音質に非常に驚いた次第でございます。特に不満気味で時折別スピーカーで補っていた高音域の様々な音源がAW-1Dで再生されている点は本当に素晴らしいチューンアップで私的にはこの音質が大変、大変気に入りました!またボンクラな小生が何処まで気付けるか?はわかりませんがエイジング期間後の音質もこのGWの楽しみとして、また自身の誕生日(*/*)プレゼントをいただいたような気分で実はとても舞い上がっております。また発送時から末長く付き合えるようにと様々なアドバイスの数々をご享受賜り重ねて御礼申し上げます。今回お願いして本当に良かったと思う反面、もっと早くお願いすれば良かったとの後悔という私欲が出る程、素晴らしい仕上がりです。本当に有難うございました!」
『さて、チューンアップしていただいたAW1-Dですが、唸るような出来映えに感謝しております。おっしゃるとおりクリアな音がそこら中から出て参ります。 抜群の解像度です。 各音の輪郭がはっきりとし、サステインがいつまでも続いていきそうです。 オーケストラは圧巻ですね。 実は、終業してからショールームで演奏会をしましたが 音を出しだすと帰りかけてた音楽好きなスタッフが「なんですかこの音は」と寄って参りました。この小さなボディから出る音だと信じられない様子です。コンサートにちょくちょく出かける元オーディオマニアの上司は「ボレロを頼む」聴き入り出し「コンサートホールの特等席のようや」と気持ちよくなっていました。 バンドをやってるスタッフはロックを聴きたがり、AC/DCをかけてやると 「ベースがそのまんま聴こえます。その辺のスタジオよりいい音ですね。ライブみたい」と信じられない顔をしていました。 私はただただ音に酔いました。』 この方は20年間AW-1Dを愛用されていたのですが、「20年以上聞き続けてきたAW-1Dですがこんなポテンシャルを隠し持っていたとは!」と驚かれていました。
『ご無沙汰しております。落札から3ヶ月近くが経とうとしております。エージングもだいぶできました。毎日少しずつしか聞けないので時間がかかってしまいました。
購入時はAW-1Dを今まで聞いたことがなかったこともあり、大変失礼な言い方になってしまいますが、さまざまなHPでの評判が良かったので、と言う気持ちで購入させて戴きました。
凄いです! 特にギターの臨場感は半端ではありません。ギタートリオの『フライディ・ナイト』を聴き終わると、自然と涙が流れてしまいました。高音中音低音などと言うのではなく、音がハモっているのです。本当にライブ会場にいるような感じになります。録音の良し悪しがとてもよく分かります。ありがとうございました。』
『おはようございます。
ほぼエージングも終わり、音質の向上を実感しています。
決して現代的なシャープな音ではないものの当時の耳に優しい音(聴いていて疲れない)になってくれています。
一時はあまりのモッサリした音に手放す事を考えましたが、今回のチューンアップで愛着が湧いてきていました、有難うございました。』
『聴いてみました。ある程度予測し,心構えをしていたつもりでしたがそれ以上にすごかったです。妻と娘は,外観は一緒だけど全く別物になったねと言ってました。そして,いつまでも聴き続けられる音,気持ちの良い音だという感想でした。K-POPを聴く娘は,今までわからなかったけど,お金のある事務所とそうでない事務所の音作りの違いがはっきり分かってしまうという面白い感想も述べてました。こういう部分は,モニタースピーカーのような要素もあるというところかもしれないですね。
まず聴いてすぐに気づいたことはベースの音がやけに目立つということでした。これまでなんとなくぼんやり鳴ってる感じでしたが,一音一音はっきりと聞こえてきます。ベーシストが何をやってるのか,ベースラインのメロディがよくわかります。しかもバスドラムとは完全に分離して聞こえます。リズム隊がしっかりしてるので,音の厚みが違います。
以前は,得意なジャンルと不得意なジャンルが結構はっきりしていました。うちに一枚スメタナの我が祖国をチェコ・フィルハーモニック・オーケストラが演奏しているCDがあるのですが,これが特に苦手でなんだか真ん中で音がごちゃ混ぜになって,とても最後まで聴いていられませんでした。今回,このCDはどうなんだろうと恐る恐るかけてみてびっくりです。
まず,音場が今までの2倍,いや3倍以上に広がっています。各パートがどこにいて,どんな演奏をしているのかが見えてくるようです。ソロのパート演奏の際にはホールの空気感が感じられます。ダイナミックレンジもフォルテシモからピアニッシモまでしっかりと描き切ります。特にピアニッシモの描写は素晴らしいなと思いました。これまでわからなかった色々な音が聞こえてきて,違う演奏を聞いてるようでした。このCDは録音状態が悪かったんだろうと思ってましたが,違いましたね。いや~,本当に素晴らしい調整だと思いました。これから豊かな時間を過ごせそうです。』
・複数台お持ちの方の感想
2台お持ちの方(AW-1D)のレストアした感想です。許可頂きましたので掲載します。.
「CDを聴いてみました。手元にあるもう一台のAW-1D(多分オリジナルのままだと思います)と聴き比べました。聴き比べなければ手元にあるAW-1Dはとても良い音だと思っていましたが、貴兄の施しを受けたほうは丸で別物です!今まで籠っていた音がスッキリ抜けて音の分離がハッキリしていて沢山の楽器がいっぺんに鳴っているときでも個々の楽器の存在がわかります。こんな音は今まで隠れていて聴こえなかったのに!ボーカルの息使い、唇の湿り具合、英語のTheのTHの発音、気持ち良く伸びる歌声、ギダーを弾くピックの音、ドラムの乾いた音、などなど言葉では表せないぐらいの幾重にも重なった厚みのある音。素晴らしい!
ずっと眼を閉じて聴いていたい。離れられませんねー。
たいへんありがとうございます。」
この方からは後日「エージング完了しての感想」を頂きました。お聞きになる音楽のジャンルが多岐にわたっていて、その感想を頂いたので、許可を得て転記します。
「毎日CDを聴いてますが、ユーミンの歌声のバックに聴こえる鈴の音、山下達郎の息づかい、などはもう感動もの。レッドツェッペリンの天国への階段は変なモヤモヤがなくて音が澄み渡ってます。イーグルスのピアノ、ギター、ボーカルどれも生き生きしてます。東儀秀樹の雅楽の篳篥(ひちりき)、龍笛、笙(しょう)、太鼓などはまるで伊勢神宮の神楽殿の中で生演奏を聴いているようで眼を瞑ると舞が現れます。マイルスデイビスのトランペットも滲みるし、ボズスキャグスのバラードも語りかけるようで参ってしまいます。アンドレア・ボチェリのトルクのある歌声にも参った参った。
どのジャンルを聴いても私のために一生懸命目の前で演奏してくれているようだ。あと英会話を聞くと今まで聞こえなかった周波数の高い音も聴こえるので耳が良くなったかと思うほどです。朗読を聴いても臨場感が素晴らしい。癒しの音楽を聴いても芯から癒されちゃうし、もうたいへんなことになっちゃってますよ。 まるでビンテージライカのレンズの描写のようです。
優しくて柔らかくて、でもメリハリがあって立体感があって奥行きがあって、色々な物体の描写に優れている。丸いものは丸く、金属は金属らしく、木は木らしく、人肌は人肌らしく。
長々とすみません。取り留めがなくて。
嬉しいのですよ。とても。」
『三時過ぎに無事受け取りました・・・ ひとまず、ピアノ・太鼓・オーケストラ・汽車の汽笛やらいろいろ聞きました。 実はもう一台AW-1を保有していまして、こちらも4~5年前に **様ではない方に故障でOHをしていただいた一台です。 当然ながらコンデンサーはすべて新品に交換されたはずです。 感想 今回、改良していただいたAW-1は 音が明瞭である ボワッとしたところがない 今 まで無かった音が聞こえます どの楽器かの聞き分けがしやすい 中高音域は非常に伸びやかです 書けばいろいろありますが、12000円 以上の価値は十分にありました。』
・専門職(オーディオ外)の方の感想
「**さまお世話になります。**です。一昨日、商品受け取りました。評判通りとても繊細なすばらしい音で、AW-1の前を離れられずに、他の事が手につかないほど気に入っていることです。いつも聞いている女性アーティストなのですが、もともととても伸びやかな声をしているのですが、その声がさらに艶やかに感じられます。歯に関する仕事をしているので発音には少しばかり敏感なのですが、サ行タ行のキレ、母音の艶、これが秀逸です。このアーティストのライブは何回か行ったことがありますが、実際の生歌に非常に近い艶で、感動しています。本当に良い機械をありがとうございます。」
『只今受け取りました。申し訳ありません。先に謝らせて頂きたいと思います。正直、良くなると言っても、そこまでは違わないのではないかと思っていたのです。私は音響に関しては、もちろんド素人です。なので専門的な話は出来ません。
しかしながら、通信という仕事を長年やってきて、沢山の無線・有線機器に囲まれ、同時に出てくる各種音声から自分に必要な音だけを聞き取るという能力は人より優れていると思われます。
その見地から、これ程までに各楽器、録音時に入った(又はワザと入れた)雑音全てが、聞こえて来る事は今までありませんでし
た。今までは何というか、近い音同士が混ざって聞こえるような感じがしていました。コレが明確に分解されたと感じ、本当に感動しました。AUX直結によるものなのか、無音時の「音の無さ」が本当に「無い」状態としてクリアに再現されていると思います。』
<その他感想>
最近のレストア依頼された方が、取引ナビで正直な気持ちを表現頂きました。多くの方の感想でもありうると感じ、許可を得て掲載させて頂きます
連休中、試聴のつもりがずーっと聞き続けてしまいました。
普段はミュージックプレイヤー+ヘッドホンなのですが、久しぶりにCDも聞きました。
CDにはこんなに音情報が入っていたことに驚き、ミュージックプレイヤーの圧縮音源の不自然さまで再現してしまうAW-1Dに驚きました。
BOSEと言えば、上も下も音はちゃんと出てないけど、音響心理学に基づいてこんなに小さくても自然に聞こえるようにしてありますよ、って製品だとずーっと思っていました。
なんのなんの!
ちゃんと作れば(チューンすれば)ちゃんと再現できるすばらしい製品じゃないですか!
ブラス、声、ベースの胴鳴り、自然の音…
久しぶりに音楽で、音で鳥肌が立ちました。
実家にあるオリジナルAW-1の音を聞いたのは、もう10年以上も前のこと。
どう進化したかはわかりませんが、聞きたい音になったことは確かです。
商品の説明を読むとエイジングすると音が柔らかくなるとのこと。
ところが生々しい音に聞き入ってしまい、ながらの手は止まり、ぜんぜんイージーリスニングになりません。
いつもはラジオをつけたまま寝るのですが、聞いてしまって寝れないので消して寝ました。
大切に使わせていただきます。
実家からAW-1を引きずり出してきましたら、レストアをお願いしようと思っております(箱もキープしてあります)。
ありがとうございました。
もうひとり
『今、ビールを飲みながらシューベルトの鱒を聞いてます。ビアノの音がみずみずしく聞こえるのはアルコールのせいだけではないようですね。ピアノ、チェロすごくクリアーな音でした。すぐ帰ってきたので修理たいしたことないかなと思ってましたが、恐れ入りました。』仕事が立て込んでいない場合のレストアは早いです。
『さっそく聞いてみました。YO-YOMAのバッハ:無伴奏チエロ組曲(全曲)を聞いたところ、今までは聞き取れなかったYO-YOMA自身の息使い(呼吸音)まで聞こえてきて、まるで目の前で演奏しているかのようで本当に驚きです。
感動で涙が止まりませんでした。今はルチアーノ・ハバロッテイーのオペラでまた涙しながらこれを書いています。
長い間探していた音にやっと出会えた喜びでとても幸せです。本当にありがとうございました』
『** 様 その後、ipodに無圧縮のCDデータを取り 込み、外部入力で好きな音楽を聞かせて頂いて います。**様のコメントにある「オリジナル」 との聞き比べがしたくて、ほとんど使われてい ない新品同様のAW1(限りなくオリジナルに 近いものと思います)を入手、先ほどからいろ いろと聞き比べておりました。やはり音が違い ますね。家人共々こちら(**様の物)の方が良 い音がする。と感じています。ご出品されてい る物がコメント通りの物である事が良くわかり ました。有難うございました。この音が広く認 知される事を願っています 』(この方が手にされたオリジナル品は、現行販売のAWMでした)
音に厳しいプロの音楽家の感想ということで掲載許可を得て原文のままナビの感想を記します・ 『 現在、エージングの傍ら、試聴もしながら、作業をしているのですが、次第に良くなっていく音に耳を奪われています。 以前のAW-1Dは、個性的だがジュークボックスのような音、と感じていたのですが、今回のチューンで、中高音域がクリアになり、まさにHiFiセットと呼べる響きに生まれ変わりました。 希望通りのオーケストラが自然な響きで、大変満足しています。今後、エージングと設定で、どこまで音色が向上するのか、とても楽しみです。』 その後のやり取りでも『音楽に心を奪われて、****のご連絡を忘れていました。』 とかなり気に入られていました。
端っこに正直な話を記しますが、実は当の本人、私もオリジナルでは音が塊になって、平面的な音が、レストアで奥行やはっきり楽器の位置がわかるようになる理由があまりわかっていません。経験則と理論から説明できなくはないですが、なぜこの組み合わせがいいのかとか、なぜこの乗数なのかは説明できません。口幅ったい言い方ですが、ストラディヴァリも理論に裏付されながらも、経験則と板との会話で「こんな音が出たらな」という祈りのような気持ちで作っていたのではないかな・・と感じます。オーディオ機器も理論だけでは出来ません(理論だけなら、こんなに個性あるメーカーが乱立することはないはずです) 他にもこの様な感想頂きました。
『早速、商品を取り出し、AUX端子にCDプレーヤーを接続して 1964年録音のカラヤン指揮、ベルリン・フィルの「悲愴」を かけました。出だしの低音が聴こえるか確認したかったからです。 この部分は普通のステレオ装置では音量を大きくしないとなかなか 聞き取れませんが、今日、戻ってきましたAW1からは聞き取れる ようになっていました。全体が、非常に明瞭な音質に変化したよう に感じます。こんなにいい音を出すラジカセだったんだと驚きと 新たな感激を抱いています。 修理して頂いて本当に良かったです。有難うございました。』
『先日商品が届きました。 早速その音を聞いてみたところ、その変化にとても驚きました。 ・高音の音の立ち上がりがしっかりと再生されるようになった ・無音部分が無音(ノイズがなくなっている)で再生されるようになった 最も驚かされたのが、テレビの歌番組で生まれて初めて鳥肌が立ったことです。生のライブ以外でそうなることはなかったので、これには本当に驚かされました。 大満足です!! 』
『エージングもほぼ完了し徹底的に聴きこんでみました。
だいぶ前にちょっと音出ししたときはラジカセの域を出ていない、サイズなりのまぁまぁなサウンドを響かせるものだなぁという薄い印象しかありませんでした(それでしまいこんでいた訳ですが)。
手を加えていただいたAW-1・・びっくりしました!驚愕に近いです。
ご報告したように最初はFMをしばらく聴いていましたが、まるでマスター調整室でDJの声を聴いてるような錯覚に陥りました。実に生々しいです。
CD/LPとっかえひっかえ様々なジャンルの音楽、戦闘機・戦車・飛行機・SL・車の実録物もまたしかり。
一音一音の粒立ち、艶、色気、空気感がサイズを忘れさせてこちらに迫ってきます。
**様が最初におっしゃられていた音が軽い傾向、というのもなんとなく理解できました。(出品者追記します。此のとき同時に3台のAW-1をレストアして、比較すると、この機器だけ中高域がよく出た個体でした)
伸びてる低音に輪を掛けて高域が強めですね。highを適度に絞るとナチュラルになりました。
長時間聴いていても聴き疲れしない点も脱帽です。全てが自然だからでしょうか。
それにしても音楽をここまで生き生きと楽しく聴かせるようになるとは!
ライブ盤を聴く機会が増えそうな予感です。
**様の手の入れ所というかツボ・要所を的確に判断する能力は素晴らしいとお世辞抜きに感じた次第です。
本当にありがとうございました。m(_ _)m』
長年のAWMオーナー様のレストア後の感想です 『昨日 家に帰ったら、AWMが届いていて、それからは至福の時間を過ごしました。居間で寝たので布団に入っていません。 ずっとノラ・ジョーンズやエヴァ・キャシディやら、ビートルズも コルトレーンも聞きました。聞きだすと時間を忘れ、いろんなCDをかけてみたくなってしまいます。前はエルビンジョーンズのブラシの音の印象はあまりなかったのに今回 そのタッチを感じることが出来て、音が数段上がっている感じがします。確かに ちょっと固い音かもしれませんが、この音も悪くなく、 今後 どうこなれていくのか 楽しみです。 付属CDプレーヤでは、透明感はあまりなかったのですが、今回 そこも良くなっていて、これだったら 家族に気軽に使ってもらえそうです。 夜 遅かったので 私一人で聞きましたが、これ、きっと 取り合いになりそうと思います。 AWMが家に来たときは うーん 何かいまいちと思いましたが、 もし**様のチューンが初めからされていたら、手放す人はかなり少ないのでは。。 本当にお願いして 良かったです。また、余裕がでたら、AWも味わってみたい と思っていますので、 その時は どうか よろしくお願いします。』
『 聴いてみました。ある程度予測し,心構えをしていたつもりでしたがそれ以上にすごかったです。妻と娘は,外観は一緒だけど全く別物になったねと言ってました。そして,いつまでも聴き続けられる音,気持ちの良い音だという感想でした。
K-POPを聴く娘は,今までわからなかったけど,お金のある事務所とそうでない事務所の音作りの違いがはっきり分かってしまうという面白い感想も述べてました。こういう部分は,モニタースピーカーのような要素もあるというところかもしれないですね。
まず聴いてすぐに気づいたことはベースの音がやけに目立つということでした。これまでなんとなくぼんやり鳴ってる感じでしたが,一音一音はっきりと聞こえてきます。ベーシストが何をやってるのか,ベースラインのメロディがよくわかります。しかもバスドラムとは完全に分離して聞こえます。リズム隊がしっかりしてるので,音の厚みが違います。
以前は,得意なジャンルと不得意なジャンルが結構はっきりしていました。
うちに一枚スメタナの我が祖国をチェコ・フィルハーモニック・オーケストラが演奏しているCDがあるのですが,これが特に苦手でなんだか真ん中で音がごちゃ混ぜになって,とても最後まで聴いていられませんでした。今回,このCDはどうなんだろうと恐る恐るかけてみてびっくりです。
まず,音場が今までの2倍,いや3倍以上に広がっています。各パートがどこにいて,どんな演奏をしているのかが見えてくるようです。ソロのパート演奏の際にはホールの空気感が感じられます。ダイナミックレンジもフォルテシモからピアニッシモまでしっかりと描き切ります。特にピアニッシモの描写は素晴らしいなと思いました。これまでわからなかった色々な音が聞こえてきて,違う演奏を聞いてるようでした。このCDは録音状態が悪かったんだろうと思ってましたが,違いましたね。
いや~,本当に素晴らしい調整だと思いました。これから豊かな時間を過ごせそうです。』
追記しておきます。私は別に仕事を持っており、レストアは趣味です。私のレストアは、コストを限定されないという事で、思い道理にできます。ちょっと新しい部品を試したりして「一体どう変わるか!!!」がとても楽しみです。工業製品は全く同じような作りですが、微細な音の差を再現するようになると個性がでます。個体差が出てきます。同じレストアをしたつもりでも「ん!!ん!!!」といつもはラジオかけっぱなしで別室に放置のエージングですが、時には朝まで色んな音楽を聴いてしまう個体に出会います。これが楽しい。私のレストアは、自分でも「全く同じ」物は出来にくいです。レストア中にあっちをこうしたから、ここはこれで・・・とかが多いです。また、「ローズ規制」(詳細はお調べ下さい)に規制されていませんので(AW-1 AW-1D自体、規制対象前製品です)銀入りのPbf半田を所によっては使用したり、ここはアルミットで・・とか色々楽しみながらです。結果が芳しくない時は、再度分解します。「常に改良をし続けている」といえばかっこいいのですが、実態は「いつも楽しんでいます」一応、自分で納得したものを出品しております。 基本的にはどんな故障品でもレストア可能ですが、カセットメカに脆弱な部分があり、その不具合修理には+6000かかります。2015年 2月にレストアした方が、ブログで紹介していただきました。了承を得ましたのでアドレスを紹介させていただきます
<紹介されたブログ>
これまでレストア依頼品の洗浄は、お金を出すと言われてもずっとお断りしてきましたが、(たいへん面倒なので)知り合いの綺麗好きがたまにならやってもいいというのでAW-1Dだけですが11000円で洗浄致します。基板・スピーカー・ハーネス(ケーブル類)以外を歯ブラシで洗浄します。通常レストアでもすべての基板を外して(細かい基板も入れると11枚あります)レストアしていますが、洗浄となるとスピーカーも外す手間と乾燥時間がかかります。お断り価格ととらえられても構いません。ご希望の方にだけです。落札時に必ずお申し出ください。お申し出無い場合は通常レストアと理解します。AW-1はご自分で洗浄(外から拭く)できる機器です。ご自分できれいにされると愛着もわきますので是非ご自分でお願いします。