書籍/草木染/草根木皮が恵む色/生葉で染める/乾燥植物で染める/特殊な染め方三例/小鮒草.葛.枇杷.藤.丸葉赤麻/藍の生葉.紫草の根.紅花/茶道

書籍/草木染/草根木皮が恵む色/生葉で染める/乾燥植物で染める/特殊な染め方三例/小鮒草.葛.枇杷.藤.丸葉赤麻/藍の生葉.紫草の根.紅花/茶道 收藏

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■■茶道誌■■  ■■『なごみ』■■  ■■「草木染」―植物の恵み・生きている色■■  ■■「草根・木皮が恵む色」―タデアイ・蓼藍/ムラサキ・紫草/ゲッケイジュ・月桂樹/アカネ・茜/スオウ・蘇芳/クリ・栗/イチイ・一位/ヤマモモ・山桃/ロッグウッド/タマネギ・玉葱/ヤシャブシ・矢車附子/ベニバナ・紅花/ザクロ・石榴/フシ・五倍子/ミョウバン/木酢酸鉄■■  ■■「身近な草木で染めてみましょう」―生葉で染める―コブナグサ・小鮒草/クズ・葛/ビワ・枇杷/フジ・藤/マルハアカソ・丸葉赤麻―乾燥植物で染める―ゲンノショウコの葉/クチナシの実/インドアカネの根■■  ■■「特殊な染め方三例」―藍の生葉/紫草の根/紅葉なの花餅■■  ■■「草木染色の極」■■  ■■「染色雑感」―上代の染色より・(山邊知之・元東京国立博物館染色室長)■■  ■■「色のはじめは薬」―染色私考・(山崎桃麿・草木染作家)―染色のはじまり/媒染のはじまり/体にいい色/色は年をとる/草木染の名のおこり■■  ■■草木染・染め方・(方法)■■  ■■茶道/道具■■  ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『茶道誌』・・・■■



●●『なごみ』・・・●●

**”2002年11月号・(通巻・155号)”**



■■「特集」・・・■■


●●『草木染』・・・●●

―”植物の恵み・生きている色”―

**”協力―山崎桃麿・(草木染作家)”**

**”約・36頁”**

★藍・紅・紫・茜・(アカネ)・支子・(クチナシ)・・。
 日本古来の色名の多くは・それを染めた植物・草木の名
 前です。
 植物・動物とともに・自然と時にたたかいながら生きて
 いた太古の人は・それらの恵みを最大限に利用して安全
 に暮らす知恵を・日々の経験によってつちかってきまし
 た。
 そのなかから生まれた知恵の一つが・植物の汁で色をつ
 けること・「染色」・です。
 それは同時に植物のもつ力を身に移し分けてもらうこと
 でもありました。
 やがて・色をつけることがたんなるファッションになっ
 てしまうと同時に・染料も人工の化学染料に変わってし
 まいます。

★昭和五年・「草木染」・ということばがうまれました。
 昔の人々が・草木の恵みに感謝しながら色を染めたと同
 じ気持で草木に接し・草木で染めること。
 すなわち日本古来の染色にたちかえって・正しく伝承し
 ていこうという想いが・そこにこめられていたのです。
 今あまりにも安易に使われすぎている・「草木染」・と
 いうものを・このへんで正しく認識しなおしてみる必要
 はないでしょうか。

  ◆紫―クラサキクサ。

  ◆縹―アイの葉。

  ◆赤―ベニバナ・アカネ。

  ◆黄―クチナシ・コブナクサ。

  ◆鼠―ゲンノショウコ。

  ◆薄茶―ザクロ。



■発行日=平成4年11月1日。
■発行所=株式会社、淡交社。
■サイズ=18.5×25.5cm。
■定価=620円。
■状態=美品。
  ●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。
  ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが
  ●大きなダメージは・無く
  ●年代的には・良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より・経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい。

 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!



●全・約128頁・・・!!



●特集の・・・!!

  ◆「草木染」・は・約37頁。



●蒐集・資料などの参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆詳細は・抜粋して下ります。

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。



●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



■■『特集』・・・■■


●●『草木染』・・・●●

―”植物の恵み・生きている色”―

**”協力―山崎桃麿・(草木染作家)”**

**”約・36頁”**



●●『草根・木皮が恵む色』・・・●●


●「草・(葉)・根」・・・●

  ●タデアイ・蓼藍。

  ●ムラサキ・紫草。
      ・(灰汁・[椿灰]・媒染)。

  ●ゲッケイジュ・月桂樹。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

  ●アカネ・茜。
      ・(焼きミョウバン媒染)。


●「木・(幹)・皮」・・・●

  ●スオウ・蘇芳。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

  ●クリ・栗。
      ・(木酢酸鉄媒染)。

  ●イチイ・一位。
      ・(木酢酸鉄媒染)。

  ●ヤマモモ・山桃。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

  ●ロッグウッド。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

  ●タマネギ・玉葱。
      ・(焼きミョウバン媒染)。


●「実・花・他」・・・●

  ●ヤシャブシ・矢車附子。
      ・(木酢酸鉄媒染)。

  ●ベニバナ・紅花。

  ●ザクロ・石榴。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

  ●フシ・五倍子。
      ・(木酢酸鉄媒染)。

  ●ミョウバン。

  ●木酢酸鉄。



●●「草木染色の極」・・・●●

   ◆正倉院 深縹地・(ふかはなだし)
    花樹双鳥文夾纈・(きょうけち) ○・(あし
    ぎぬ)。

   ◆中宮寺 天寿国繍帳・(てんじゅこく・しゅう
    ちょう)。



●●『身近な草木で染めてみましょう』・・・●●

★花が咲く前・実がなる前の夏期の草木の葉は・養分を
 たっぷり貯えています。
 それを染色に利用させてもらいましょう。
 草木染には・採取してすぐに煎じる・「生葉染」・と
 ・乾燥させてから煎じる方法があります。
 毒草以外なら・どんな植物でも染められます。
 園芸種ではない植物や・鮮度のいい葉のほうが・色が
 よく出ます。


●「生葉で染める」・・・●

  ●コブナグサ・小鮒草・(3図)。

  ●クズ・葛・(3図)。

  ●ビワ・枇杷・(3図)。

  ●フジ・藤・(3図)。

  ●マルハアカソ・丸葉赤麻・(3図)。


●「マルハアカソで染める」・・・●

**”(染め方・14図)”**

 ―”準備”―

 ―”染液をつくる”―

   ◆①・・・。

   ◆②・・・。

 ―”煮染め”―

   ◆①・・・。

   ◆②・・・。

   ◆③・・・。

 ―”媒染する”―

   ◆アルミナ媒染・(写真右)。

   ◆鉄媒染・(写真右)。

 ―”後処理”―

   ◆①・・・。

   ◆②・・・。

★焼きミョウバンによる媒染の場合は最低2回以上染め
 重ねるとよって色が定着する。


●「乾燥植物で染める」・・・●

  ●ゲンノショウコの葉・(3図)。
      ・(焼きミョウバン媒染と木酢酸鉄媒染)。

  ●クチナシの実・(2図)。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

  ●インドアカネの根・(2図)。
      ・(焼きミョウバン媒染)。

―”一つの植物で染め分ける・(3図)”―



●●「草木染色の極」・・・●●

   ◆金光明最勝王経・(こんこうみょうさいしょう
    おうきょう)。

   ◆最勝王経帙・(ちつ)。



●●『特殊な染め方三例』・・・●


●「藍の生葉」・・・●

**”(6図)”**

★「藍は紺屋」・といって・藍を建てて染めるためには
 専門技術が必要ですが・藍草の生葉を使って・きれい
 な青を染め出すことができます。
 しかし・熱を加えると色素が壊れるため・火を使わず
 に空気酸化だけで発色させます。

   ◆①・染め液をつくる。
      生葉200g・水900ccをミキサーに
      かけて青汁をつくり・布できれいに漉す。

   ◆②・糸を染液に20分つける。
      その間7~8回・糸を絞っては空気中では
      たいてい糸に風を通す。

   ◆③・参加水素水・(オキシフル)・の5%水溶
      液に30分間・糸を浸して・
      糸留をする。

   ◆④・よく水洗いをして・晴天の日に短時間で干
      し上げる。


●「紫草の根」・・・●

**”(5図)”**

   ◆①・・・。

   ◆②・・・。

   ◆③・・・。

   ◆④・・・。


●「紅葉なの花餅」・・・●

**”(10図)”**

   ◆①・・・。

   ◆②・・・。

   ◆③・・・。

   ◆④・・・。

   ◆⑤・・・。

   ◆⑥・・・。

   ◆⑦・・・。

   ◆⑧・・・。

★濃い色にする時は・一週間以上置いてから・新しい液
 で染め重ねる。

★紅花は脂肪分をこらうので・必ずゴム手袋をして染め
 ること。



●●「草木染色の極」・・・●●

   ◆武蔵御嶽神社・赤絲威鎧・(あかいとおどしよ
    ろい)。



―”(以下白黒)”―



●●『染色雑感』・・・●●

―”上代の染色より”―

**”山邊知之・(元東京国立博物館染色室長)”**

 ●天然染料と科学染料と――。


●●『色のはじめは薬』・・・●●

―”染色私考”―

**”山崎桃麿・(草木染作家)”**

 ●染色のはじまり。

 ●媒染のはじまり。

 ●体にいい色。

 ●色は年をとる。

 ●「草木染」・の名のおこり。



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