SACD ハイブリッド盤
3枚組
廃盤
最新録音&SACDによる、
超高音質《タンホイザー》!
ワーグナー:
『タンホイザー』全曲
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団&合唱団
ディーン・スミス、
ゲルハーヘル、
ステンメ、ほか
フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュら往年のワーグナー指揮者たちの録音もちらほらSACD化されているとはいうものの、
いかんせんアナログ録音の元音源からでは、音質面の向上におのずと限界があります。
また現役の指揮者の録音にかつてのドイツ的重厚な演奏を期待するというのも酷なもの。
そこでこの《タンホイザー》。
1939年生まれのヤノフスキは、巨匠たちが群雄割拠した時代を生きてきたワーグナー指揮者であり、
往年のワグナー演奏の音を知る生き証人ともいえる名匠。
高音質レーベルで知られるペンタトーンは、そのヤノフスキに白羽の矢をたて
先端デジタル技術による録音環境で、往年の《パルジファル》を蘇らせてくれたのです。
オケの音を細部まで聴きとれる点で、セッション録音なみのクオリティを実現できる演奏会形式上演でのライヴ録音です。
【現代を代表するワーグナー歌手】
タンホイザー役にロバート・ディーン・スミス、エリーザベト役にニーナ・ステンメ、ヴォルフラム役にクリスティアン・ゲルハーヘル、ヘルマン役にアルベルト・ドーメンという豪華な配役となっています。
【ペンタトーン】
今回、オーディオ・マニア御用達レーベル「ペンタトーン」から登場するこの『ローエングリン』は、最新のDSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応高音質ハイブリッドSACDであることも注目されるところです。
2002年以来首席指揮者を務めるベルリ放送交響楽団とは、一連のワーグナーのほか、リヒャルト・シュトラウスの映画版『ばらの騎士』や、ブラームスのドイツ・レクィエム、シューマンの交響曲などに加え、ヘンツェやヒンデミットといった作品のレコーディングもおこなっており、それぞれ高い評価を受けてきました。
【ヤノフスキ】
コンサート・ファンにはホットな情感を湛えた演奏で人気の高いドイツの指揮者、ヤノフスキ(ヤノウスキー)は、1939年2月18日にワルシャワで生まれますが、ほどなく第二次世界大戦が勃発したため、すぐに母親の両親の住むドイツのヴッパータールに移住し、ドイツで暮らすこととなります。最初数学を専攻したヤノフスキですが、やがて音楽の道に進むことを決意、ケルン音楽大学に進んで指揮を学び、さらにウィーンやシエナでも研鑽を積みます。
そうした事情もあってか、ヤノフスキのCDには独墺系レパートリーが多いようですが、レパートリーそのものは、オペラとコンサートの両面で近現代音楽やフランス物までカバーしていてかなり広く、ヤノフスキの多彩な才能が十分に窺えるものとなっています。
その緻密な仕上げと隙の無い解釈は、地元ドイツでもファンの心を着実に掴んでおり、激戦区ベルリンにあって、手兵ベルリン放送響の聴衆動員率アップに大いに貢献し、2011年まで契約が延長されるという栄誉にも浴しています。
ヤノフスキは ドイツ育ちの指揮者という割にはフランス音楽が得意で、よくとりあげもしますが、それには1984年から20年近くに渡って深く関わったフランス国立放送フィルでの仕事の影響もあるのでしょう。この頃の実績により、ヤノフスキはメシアンの権威として高く評価されてもいました。
一方でヤノフスキはドイツの歌劇場叩き上げタイプのオペラ統率ができる人物でもあり、様々なオペラでオーケストラ・サウンドを大切にしながら、引き締まったドラマ展開を創出していたものです。(HMV)
ワーグナー:
歌劇『タンホイザー』全曲
ロバート・ディーン・スミス(テノール/タンホイザー)
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン/ヴォルフラム)
ニーナ・ステンメ(ソプラノ/エリーザベト)
マリーナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ/ヴェーヌス)
アルベルト・ドーメン(バス/ヘルマン)
ペーター・ゾーン(テノール/ヴァルター)
ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(バス/ビテロルフ)
マイケル・マカウン(テノール/ハインリヒ)
マルティン・スネル(バス/ラインマル)
ビアンカ・ライム(ソプラノ/若い羊飼い)
ベルリン放送交響楽団&合唱団
マレク・ヤノフスキ(指揮)
録音時期:2012年5月5日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
録音方式:ステレオ(DSDレコーディング/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
国内仕様盤、帯付き
コンディション良好。
発送は、日本郵便クリックポスト(追跡可能)を予定しています。
土曜、日曜日は発送作業ができませんこと、ご了承ください。