1990年に発売された2チャンネル(ステレオ)と4チャンネルの切替可能なマルチチャンネルパワーアンプ。
この頃からレーザーディスクにもドルビーサラウンドが搭載されるようになり、マルチチャンネル時代が到来したわけですが、メーカー側はそのニーズに合わせ、アナログ接続の多チャンネルアンプを競って発売しました。
本製品以外にも、SONYとNECの同企画のパワーアンプを出品していますので、是非ご参照ください。
現在のAVアンプは、ほぼすべてデジタルアンプを採用していますが、この時代ではデジタル回路はデコーダーやプリアンプのみで、パワー部は従来のトランジスタアンプ、実際にはプリメインアンプのプリ部を外しただけの製品が多かった気がします。
とはいえ、まだまだオーディオ全盛時ですから、高音質は当たり前で、今回チェックのために他メーカーのものと聴き比べてみると、やはりSONYはSONY、YAMAHAはYAMAHAの音色。まぁ、本来パワーアンプは極力フラットであるべきで、音の違いがあるべきではないのですが…。
オーディオマニアなら、こうした多チャンネルのアナログアンプを優秀なプリアンプと組み合わせて、高域、低域を独立駆動させるマルチアンプとして使用するのが最もふさわしいと思いますが、残念なことに長時間保管したせいか、リアの部分のみゲインが低く感じます。また、背面の2チャンネル/4チャンネルの切り替えスイッチですが、2チャンネルにするとなぜか電源が入らなくなります。リレー回路の問題かもしれませんが、4チャンネル切り替えのままで2チャンネルを鳴らすには全く問題はありません。
したがって、ご自身で修理される方、2チャンネルのみで構わないという方の入札をお待ちしております。
参考URL;https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/7/316227/MX-35.pdf
※送料はヤマトの着払いのみになります。過剰梱包はしませんので、なるべく安く送れるよう努力します。
※音が出ない等の致命的欠陥があった場合のみ、返品を受け付けます。
※落札から24時間以内のご連絡、3日間以内のお支払いが無い場合は落札の意思なしと判断させていただきますのでご了承下さい。