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単行本: 358ページ
出版社: 大法輪閣 (2006/3/1)
発売日: 2006/3/1
梱包サイズ: 19 x 13.4 x 2.6 cm
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全体状態評価「B」・経年劣化「小」・カバーイタミ「小」・スリキズ「小」・小口手あか「無」・日焼け「小」・水濡れ「無」
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お前のいない正月も三度目になりました。 「いつかの手紙にありましたが、結婚はしない、四十歳まで生きれば十分だなどというお前の考え方には、いくら自由を大事にしたいとはいえ、あまりにも寂しい考え方という気がします。」 「お父さん、フランス外人部隊に入隊します。申し訳ありません。どうしても言えませんでした」突然まい込んだ息子からの手紙。消印はパリだった。地方の一消防士であり、人生も終盤に差しかかろうとする父と、既定の社会に出ることを拒絶し、予告もなく日本を飛び出していった息子。消えぬわだかまりを抱えたまま、父子の対話が手探りで始まった。 卒業旅行に向かった自慢の息子が、そのまま姿を消した。大学卒業を目前に就職先も内定し、すべては順調のはずだった。息子のなにをわかっていたのか。煩悶する父に、フランスから届いたのは、たった三行のエアメール。すべては、そこからはじまった。フランス外人部隊―。自らの意思で兵士となった息子は、「小市民」と決めつけたつもりの父への思いを捨て切れなかった。父はそんな息子を、「刹那主義」者だと思いながら、ただ、無事だけを願った。父と子、それぞれの思いは、手紙に託され、つながれていった。 【全ての父と息子に】 「フランス外人部隊に入りたい」と息子が言ったとき、自分はどのように感じ、どのように行動するだろうか?この本が、私にまっすぐ突きつけてきた問いである。 地方の一消防士、森本喬は、アメリカを旅行しているはずの息子の雄一郎から「お父さん、フランス外人部隊に入隊します」と書かれた手紙を受け取る。そこから、海を隔てた19通に及ぶ親子の手紙のやり取りが始まる。それは、平時では起こりえない父と子が真摯に向き合う姿でもある。 著者は、外人部隊に入った息子を批判もせず、英雄視もしていない。また、公務員として働くことにより家庭を守ろうとしている父親を否定するでもなく、肯定するでもない。むしろ、親子のやり取りを淡々と記述していくことにより、「息子がフランス外人部隊に入る」という事実が一般的な家庭に現実に起こったことであり、どの家庭にも起こりうることだと示そうとしているようだ。 フランス外人部隊ほど極端ではなくても、危険で突飛な(と親が考える)ことを息子がやりたがることはよくあることであろう。それは「冬山に登る」かもしれないし、「サラリーマンをやめて会社を起こす」かもしれない。 父親にとっては息子の気持ちを、息子にとっては父親の気持ちを考えるきっかけを与えてくれる良書である。 【永遠に刺激を求め続けることなんて難しい】 四国の国立大生が突然失踪し、フランス外人部隊へ入隊、それをきっかけに父子が交わした書簡がベースとなったノンフィクション。元地方紙記者の筆者は過不足なく、淡々と2人の人生観の衝突、理解を描いており、とても読みやすい。 何もかも打ち捨てて、新たな刺激にあふれた未知なる場所へ行く。魅力的だ。だが。 一番印象に残った場面。外人部隊3年目にして、5年間の任期を満了したら除隊すると決める。「あれだけ苦しい思いをして乗りきってきた外人部隊での生活も、すでに彼にとっては変化に乏しい、たいくつなものに映り始めていた」からだ。 結局、人間なんだって慣れるんだ。慣れるか、ドロップアウトするかのどちらか。永遠に刺激を求め続けることなんて難しい。冒険家にしたって、いずれ冒険に飽きるだろう。飽きないようにするには? パラダイムの転換が求められている。「退屈な日常」は本当は退屈でないかもしれない。自分で退屈にしているのかもしれない。多分そうだろう。パターン化した行動を打破せねば。 【父と息子 それぞれの生き様を描いたノンフィクション】 「お父さん、フランス外人部隊に入隊します。 契約は五年間です。 申し訳ありません。どうしても言えませんでした。」 (p.6より引用) フランス外人部隊という言葉に 興味を覚え、購入したこの本。 大学卒業を間近に控え、フランスに卒業旅行へ 向かったはずの息子・雄一郎。 ーのはずが、実際にはそのまま外人部隊への入隊を 志願し、父・喬(きょう)は冒頭の手紙を受け取る ことになったのです。 小さい頃から厳格で、時には手をあげて教育を 行うこともあったという喬に対し、従順な 少年時代を過ごした雄一郎。 しかし、彼の根本には、父に対する恐怖心と 反発心が入り交じっていたのではないかと思います。 結果として、フランス外人部隊への入隊という 一見すると突飛な行動につながったのではないかと。 彼らは手紙のやりとりを通じ、お互いの人生観を ぶつけ合います。 魅力を感じない日本に戻るかどうかわからない。 人生は「楽しむ為」にあり、自由がなくなるので 結婚はしない。自分は「死ぬまで現役」でいる。 という雄一郎。 喬はその考え方を「刹那主義」だとして諭します。 ただ、怒ったり、見放したりするようなことは 決してありませんでした。 私はこうしたやりとりを読んでいて、 父と子の関係をあたらめて考えさせられました。 故郷にいる親父は今頃どうしているだろうか、 自然と頭をよぎります。 本書では雄一郎が外人部隊での任期を終え、 除隊した後のことまで記載がありますので、 その部分についてもぜひ読んでほしいと感じました。 【当時愛媛の大学四年生だった「息子」が、家族に内緒で 突然日本を離れ、フランス外人部隊へ入隊し、除隊するまでの 「父」との手紙のやり取りを書籍化したお話です】 フランス外人部隊という設定が非常にインパクトがあり、 惹きつけられます。日本人には全く関わりの無い国際的な 活動や訓練の様子などについて垣間見ることができ、 、書かれ方は非常に素人的ですがそこはご愛嬌で、 逆に親近感が持てました。 希少性のあるノンフィクションということで取材対象に なっていますが、父と子の年齢差による全く違う価値観の やりとりを「手紙」という媒体があったらからこそさらけ 出せている点に惹きつけられます。 普通に日本にいたらメールか電話で話がつきますが、 外人部隊に所属している条件上、手紙の送り先も不明、 送ってもちゃんと着くかどうか分からない不安、基本的 に紙とペンは禁止されているなど、様々な制約があったから こそ、父と子がお互いをさらけ出したコミュニケーション が生まれています。 結局、除隊して日本に戻って、実際に顔を合わせれば、 またそれまでの何も言えない親子関係に逆戻り。 親子で腹を割った話というのは、なかなか出来ない ものですが、なるほど、それは必要性と環境がそろって いないことも原因なのかと納得しました。 親子であれば一生に一度はこうしたやり取りをもつことは 重要かなと思います。環境がそろっていなくても、 意識して親や息子へコンタクトを取らなきゃなと思わされる 一冊でした。 |
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