書籍名: 国宝刀剣図譜 第二回配布 岩波書店 昭和11年10月発行
戦前昭和十一年に,当時の国宝に指定されていた刀剣及び関連刀装具から,本間順治
博士が選抜編集して、16回に分けて発行された刀剣図譜の第二回配布図版です。
写真4/5のように当時最高の技術による写真製版による国宝刀剣写真とそれぞれの
解説があります。
解説の中では、当時の所属・所有者や、図版の刀剣に比肩される同銘あるいは関連
の刀剣の解説など、現代の解説書や図版とは異なった趣の内容が興味あるものと思
われ、読み応えするものと思われます。
第二回の版では、全体の"目録"が,送付用外封筒に貼り付けられている(写真1)こと、
その他は,全て揃っておりオリジナルの配布された外封筒に入っています。
第二回配布図譜の中身は
一.三条(名物三日月宗近) 二.安家(太刀)
三.則房(太刀) 四.国光(太刀)
五.無銘(伝当麻、。短刀) 六.外装(五の拵え、附菊造腰刀拵)
七.大和則長(太刀) 八.金象眼銘 城和泉守所持 正宗磨上
九.則重(短刀) 十.筑州住左(紅雪左文字。太刀)
十一.筑州住左(短刀)
以降第16回配布分まで順次出してゆきます。希望がありましたらお問い合わせください。
"ワケあり"をご理解の上NC/NRでお願いします