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mail to inquiry about the whetstones・サイズ 約21.9 x 7.8 x 7.5cm
・重量 3,290g
超々レアな砥石で、八箇山の天井巣板です。この砥石は京都のコレクター様からお預かりしている
砥石で代理出品の砥石になります。八箇山の砥石は比較的柔らかめの砥石が多く、昔は京都の
料理人さんの使用率も高かった砥石です。原石もまだ少し残っているようですので性能と比較すると
安価で入手出来る砥石でもあります。しかし、天井巣板となると話は別です。特にこの砥石ですが
献上砥石仕様になっていますがそれには訳があります。この砥石の持ち主であるコレクターさんは
この砥石が成形された後にこの砥石店を訪れた際、そこのご店主がこの砥石を見てがっくりと肩を
落としていたそうです。理由を聞くと、宮内庁からの注文だったらしく、最後の切り落としで、大きな
ヒビがあることが発覚。試しにその皹の部分をギリギリまでカットしても取り切れず、かといって代わり
原石もない状態だったそうです。結果は他の原石が見つかり、無事納品出来たらしいのですが
この砥石を喜んで購入されたそうです。レアではありますが、当時はさほど高額で取引される砥石
でもありませんでした。今では殆ど目にすることのない砥石で、将来的には高額で取引されるように
なると思います。比較的実用的な砥石で、万能な砥石と言えると思います。包丁の最終仕上げ
ノミ・カンナの最終仕上げにもお使い頂けるようです。さほど巣による研磨力はあまり感じませんが
霞を纏ったような薄い曇りになる地金は美しく、お客様の目の前で使うカスミ包丁等に最適な砥石
だと思います。
寒し時期は冷水ではなく、必ずお湯を使って研ぎ進めるようにしてください。性能の良い砥石程
冷水での反応が著しく落ちるものです。使いこなすにはかなりの経験が必要になる砥石ですので
上級者の方にお勧めいたします。
【乾いた状態】
【濡らした状態】
【乾いた状態】
【濡らした状態】
価格交渉で最も大事なのは「砥石の価値を正しく理解して交渉する」事です。
心から天然砥石の好きな方、天然砥石の価値が分かって頂いている方だけお問い合わせ頂けますよう
お願い申し上げます。
入札せずに、まずお問い合わせください。いたずら目的で価格交渉をされる方、或いは価格交渉が成立してもお支払頂けない方の交渉は固く
お断り申し上げます。
さらに、この特選コーナーは事前予告なく閉じることがあります。
貴重な砥石を長年並べると、あまり好きな表現ではありませんが
「目くそが付く」、つまり新鮮味が失われ
それによって希少価値も失われると昔から言われているからです。
波長が合う砥石がありましたら早めにご連絡をいただけますようお願いいたします。
さらに、気に入った砥石がありましたら画像を保存しておいてください。
このコーナーが閉鎖になった時、後で交渉出来るようにする為です。
どうか宜しくお願い申し上げます。
【特選品コーナーはこちら】他にも多数ございます。お店は
こちら【天然砥石の使い方】もご一読ください。
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