●錯乱のニューヨーク/レム・コールハース、delirious new york/Rem Koolhaas、010Publishers,Rotterdam,1994(平成6)年、約23.5×18.5cm、318頁
●行動と理論の建築家 レム・コールハースの、1978年に発表された代表作「DELIRIOUS NEW YORK」(錯乱のニューヨーク)は長い間絶版状態で、復刊が望まれていたが、16年を経て出版された新装版が本書。欲望が自動生産する錯乱した都市の姿を、ニューヨークのスカイスクレーパーに重ねて、一種の突然変異の可能性を肯定した建築理論。テキストはほぼオリジナルのまま復刊された。