今、とってもホットなジャンルとして注目を集める６６０（軽自動車）ベースのチューニング。このジャンルをいフィーチャーした『ULTIMATE 660GT WORLD』も制作開始から３年、６冊目となるが、ユーザー層が多くのステージに広がっていき、盛り上がりが続いていることが感じられる。

このＶｏｌ．６のメインテーマのひとつは、プロショップの軽自動車に対する新しい試み。そして、コロナ禍が一段落ついたこの秋はオフ会、ミーティングも活況、その中から特徴のあるものを選び、個性的な参加者と愛車を積極取材している。

その他、旧型車のレストアから、Ｄ１プロ選手によるドリフト仕様のインプレ、各種パーツレビューなど、チューニングに特化しつつも幅広くバラエティに富んだ、本誌オプション譲りの内容となっています。

本気のエアロテスト『風洞テスト』

日本風洞製作所／大和製衝／ニシヤマという３社が開発し、２０２２年の東京オートサロンに出展、発表された風洞実験試験機を使い、Ｓ６６０用エアロパーツ装着車両を計測テスト。従来自動車メーカークラスでしか使えなかった試験設備をチューニングブランドが使えるようになる日も近い!!

ミッション換装のススメ

人気の上昇により中古車市場でマニュアルモデルが不足、高騰しているアルトワークス。そこで、マニュアル車のパーツを使い２ペダルモデルをＭＴ化。チューニングやモ—タースポーツを楽しめる５ＭＴ車を生み出そうという試みだ。

カプチーノ・ドリフト３連星試乗

すでにネオノスタルジックと言える世代でありながら、未だにマニア人気の衰えぬカプチーノ。この車種の最 大の特徴といえる、ＦＲのレイアウトを活かすならドリフト。というわけでドリフト仕様車３台を集め、Ｄ１ドライバー、チームオレンジの末永ナオトが試乗インプレッション。

ツインチャージのモンスター

ターボ＋スーパーチャージャーのツインチャージシステム。Ｋカー用エンジンのトルク不足を補うべく作られたＫ６Ａ搭載のジムニーは、軽自動車離れした性能を発揮しトライアルシーンを爆走中。そのメカを究明すべく、緊急取材。

注目のパーツ情報多数

従来の軽自動車誌と一線を画するポイントが、充実したメカニズム＆パーツ解説記事。軽自動車を魅力的なチューニングカーへと昇華させるための必携パーツが満載だ。

タイムアタック仕様のアップデード情報

現在のサーキットアタック戦線と言えば、計算し尽くしたマシンメイクとデータをフィードバックしたアップデートを繰り返すことが不可欠。軽自動車最高位の記録を持つ車両の次の一手は？ そんなポイントを聞き取りながら、チューニングのトレンドを探る!! 

CONTENTS
1 表紙
3 660 TOPICS
5 目次
6 特集 新しいコト、やってみよう!! S660で風洞実験
10  2ペダル改5MTのススメ
12  アルトのCVTモデルに注目!!
14  キャストのチューニング計画
18  新旧対比!? アヴァンツァート
22  オールドモデルのリフレ＆チューン
25 K-DORI カプチーノ3連星
30 鬼トルク!! K6A改ツインチャージ
36 秋の全国ミーティング行脚 その1 アルト・ワークス
42 モーターファン別冊ニューモデル速報 告知
43 K-Parts EXPRESS
61 今どきのタービン選択術
64 36系アルトseries TUNING論
67 岡山チューニングフェスタ【Kカークラス】
72 660タイムアタック最前線
76 秋の全国ミーティング行脚 その2 スバルR1/R2
80 HYPER REV 告知
81 ケーキ屋さんのツインターボ
84 東北660シリーズ通信
86 スペシャルショップガイド
97 末永ナオトと東日本・K-DORI最前線
103 至極・究極 NA TUNED
108 イオタルックのCARA SVR
112 秋の全国ミーティング行脚 その3 AZ-1＆MAZDA
118  その4 660ブースター in おぷじゃん
122 pupa流 CAPPUCCINO LIFE
124 コンプリートカーという選択肢
126 SPOON N-ONE RS TUNE