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明治3年(1870)旧2円金貨 PCGS MS66 の出品です。
旧2円は言わずと知れた明治の彫金師「加納夏雄」が手掛けた金貨。
「加納の龍図」とも言われ、長年多くのコレクターに愛されている旧金貨の内の一枚です。
旧2円には複数の所謂「手変わり品」というものが存在し、
この個体はその中でも特に希少性のある「切りウロコ/多点」と言われるものです。
切りウロコ:龍のウロコの形状に違いがあり、他に重ねウロコというものがございます。
多点:裏面、錦の御旗の模様の点の数が多いもので、他に少点というものがございます。
違いとしては微々たるものですが、こういった手変わり品を集めるのも楽しみの一つですね。
そしてPCGS社によりMS66というハイグレードな評価を頂いているうえに
日本ドラゴンコイン・辰年限定スペシャルラベルに収まっています。
このラベルは辰年限定で、しかも日本の龍図コインのみ収めることが出来るスラブです。
龍の華やかな絵柄が、コインの見栄えを一段と良くしてくれる素晴らしいものです。
コイン自体もMS66というハイグレードに違わぬ、コイン表面にしっかりと製造時のラスターが残っており、
小ぶりながら存在感のある素晴らしい状態を維持しております。
グレードについては更に上のものが多数ございますが
ここから上になると価格が倍々になっていくので65・66あたりが個人的にはオススメできるグレードです。
ハイグレード品でドラゴンスラブに収まっている旧2円は中々出てきませんので
この機会に是非ご検討ください。
(2024年 11月 14日 13時 38分 追加)旧2円手変わりについて書かれた資料(コピー)も同梱いたします。
コインを眺めながらお読みいただくと、より造詣が深まると思います。