カラヤン ウィーンフィルハーモニー シューベルト交響曲7番(現在は9番)
米コロンビアML4631最初期のLP盤(1952年頃の最初期のLPです)
37歳カラヤンが大戦終了後1年の1946年にウイーンに出て英EMIのウオーター・レッグに合い
ウィーンフィルと英コロンビアにシューベルト交響曲第7番グレイトをブラームスザールでSPに録音
したものをLPが開発されるとただちに発売、しかしその後決して再版されなかったレアー盤です
昇竜期のカラヤンの記録として非常にレアーで貴重な盤です
約70年前のものとして保存は最高の状態です
CBC中部日本放送所有のものでラジオ放送音楽番組に使用したものと思われます
記録によりますと
SPでの初版が 英コロンビア LX1138
LPでの初版が 米コロンビア ML4631 (この盤です)
CDでの初版が 英EMI CDM5663892
この米コロンビアLP盤が後日再版されなかったのは、この後
英コロンビアと米コロンビアの提携関係が解消され
米コロンビアは販売権を失います、
英コロンビア/EMIはこの後
1950年代に入って新しいフイルハモニーを設立
指揮者にクレンペラーを迎えて大セールス活動に入ったため
このようなカラヤン盤の再発売に関心が薄れたためです
これが1946年終戦後1年という非常い早い時期で録音された
青年指揮者カラヤンと終戦直後1年というウィーンフィルハーモニーの
特筆すべき何枚かの録音が殆ど世に発売されずに埋もれてしまった
理由です
第二次世界大戦は1945年(昭和20年)2月にヒットラーが自殺して終了します
この時ウィーンはひどい状態でオペラハウスは半壊状態、友好協会ホールは
不発爆弾があってクローズされていたそうです
それが翌年の1946年(昭和21年)にはオペラハウス、友好協会ホールともに
再開され
ウィーンフィルハーモニーもカラヤンを呼んで定期演奏会が始まったようです
一方のベルリンでは東西に分割されベルリンフィルハーモニーの定期演奏会が
始まるのが3年かかった1948年だったそうです
バイロイトに至っては劇場がアメリカ軍将校のダンスホールに接収されていたため
再開がなんと7年後の1952年(この時の幕開けがあの有名なフルトヴェングラーの第九でした)
いじれにしてもこのレコードの1946年にコンサートが始まり、録音が行われたという
ウィーンの復興の速さは異常だったわけです
(2024年 1月 7日 8時 42分 追加)複数落札同梱発送をお勧めいたします
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LPの場合厚さ5センチ、ペラジャケですと10枚ぐらいまでは余裕をもって可能です