【詳細】
初版set ゴルゴ13ノベルズ さいとうたかを 船戸与一 小学館刊
1巻 落日の死影 2011年3月2日初版 小学館発行
2巻 鬼畜の宴 2011年3月30日初版 小学館発行
3巻 おろしや間諜伝説 2011年4月30日初版 小学館発行
1巻
ゴルゴ13を直木賞作家・船戸与一が描く!
作家デビュー前、外浦吾郎の筆名で脚本にたずさわった作品の中から、選りすぐりの3話をみずから小説化。
冷戦時代、米ソは極秘に生物化学兵器を共同開発していた。死霊の泉と呼ばれたその物質は、きわめて高い殺傷能力を持ち、解毒方法もない。
両国の元工作員は、この事実の隠蔽を画策。大量に貯蔵されているこの猛毒を証拠もろとも消し去るため、最高のプロフェッショナルを送り込む。
ゴルゴ13は、パラオ共和国の無人島、コロール島に姿を見せる。だがそこには――
2巻
アマゾンの密林で、二人の大富豪が人間狩りに興じる。おのれの道楽のために、二人はこれまで何度も残虐な殺人ゲームをくり返してきた。彼らが企てた新たなプラン――それは、プロ中のプロ同士の殺し合いを楽しむというものだった。莫大な予算を投じた史上最大のショウがローマで幕を開ける‥‥
3巻
日本の防衛省統合幕僚監部にて、正体不明の暗殺者・ゴルゴ13の出生の秘密を探り、これをもとにゴルゴ13に日本と専属契約を結ぶよう迫る、という計画が持ち上がった。計画実現のため調査員が早速ロシアへ飛ぶ。しかしこれが、血なまぐさい一連の惨劇の端緒となった。果たして、ゴルゴ13の出生の秘密は暴かれるのか?
船戸与一
1944-2015山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。1979年非合法員で小説家デビュー。1985年山猫の夏で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1989年伝説なき地で日本推理作家協会賞受賞。1992年砂のクロニクルで山本周五郎賞受賞。2000年虹の谷の五月で直木賞受賞。2014年ミステリー文学発展への貢献により、日本ミステリー文学大賞受賞
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね美本です。