【商品の説明】
急逝後18年を経て、ますます評価されている輪島塗の巨匠角偉三郎。
合鹿椀や酒盃の出品が多い中、晩年の偉三郎が精力的に制作していたヘギ板を探されている方も多いと思います。
そのような方にはうってつけの作品、大型で見応えのある素晴らしいヘギ板を出品します。
冬のこの時期、今しばらくは、好きな酒器、酒器盆で日本酒の熱燗を楽しみたい季節です。
お宝鑑定団に出演される勝見充男氏が、その著書「酒の器をどうぞ」の中で、"気に入りの盆さえあれば"と書き、15年をかけて理想の盆を探したと言っています。(写真5) とはいえ、お気に入りの盆はなかなか見つけられないのも現実です。
今回出品のヘギ板盆は、刷毛に金漆を付けて大胆且つ豪快に流れ文様を描いた作品です。
その文様は彼の本領を発揮して、豪放で圧巻、他の追随を許しません。 代表作の国立近代美術館所蔵「足付ヘギ板盆」をも凌ぐ優品だと私は思います。 もちろん本物です。 五つ星なので1989~2000年の制作です。
サイズは、素人採寸ですが、40.5cm × 33cm と大きく、色んな場面で最高の楽しみ方ができるお盆です。
作品が大型のため、写真6のように 鈴木蔵や川瀬忍などの最上級の酒器を載せても、堂々とした文様の盆は負けません。
作品そのものを飾って楽しむも良し、時には大皿の代わりに、料理を盛ったり、蕎麦盆や友人との酒器盆として楽しむこともできる用途多数の盆です。
私は酒器盆や蕎麦盆として数度使いましたが、伊三郎著書掲載のような(写真7、8、9)使い方も可能で、最高の気分で美酒美肴を楽しむことができるでしょう。
【商品の状態】
使用状況: 使用頻度は少なく、目立つ傷はありませんが、小さな見落としはあるかも知れません、未使用品を希望の方は入札を控えて下さい。
この作品は、角さんと親しくされていた愛好家の方が、生前の角さんの工房に行き、即座にこの作品を気に入り購入し持ち帰り、作品棚に飾って楽しんだ方だった為、真作・共箱ではありますが、共布印はありません。 写真掲載のものがすべてです。
【その他】
個人出品ですので消費税はいただきませんが、NC、NRでお願いします。
お取引を気分良く進めたい為、評価の悪い方、新規IDの方は、当方の判断で入札を取り消させて頂くことがあります。予めご了解ください。尚、その場合にも、繰り上げ落札は致しません。
当方はPay Pay支払いに参加していませんので、Pay Pay支払いはできません。
不明点があれば何なりとご質問ください。