21世紀にもなって、広瀬さんのオリジナルアルバムをサードから時代順にずっと聴きまして、これで6枚め。8thアルバム。これまでのポップな音作りから、プログラムされたファンキーで分厚い音作りになっとりまして、最初聴いた感じは、(ジャンルは違いますけども)エレクトリック・マイルスを最初聴いたときのような印象を受けました。エレクトリック・マイルスとは、ジャズの帝王マイルス・デイヴィスがアコースティックで整然としたモダンジャズから変貌して、エレピや電子ベース、ロックギター、はたまたインド楽器を導入した、On the corner, Bitches breu等を指します。