価格表付き 展示即売会図録本 加藤孝造 個展 作品集 写真集 志野焼 志埜焼 作陶展 絵志野 鼠志野 茶道具 絵志野陶額 瀬戸黒 黄瀬戸 絵志野陶板
会場 三越本店
会期 昭和59年5月8日~13日 1984年
約25x24x0.7cm
74ページ
作品写真図版 68点 カラー34点 モノクロ34点
※別刷りの価格表付き
※絶版
※当出品商品は、「図録本」のみです。やきもの作品ではありません。
作家の最上級品が販売されるデパート/百貨店個展は、
わずか6日間という短い会期の上、一部の上得意顧客・会場限定のみでしか入手できないものです。
大変貴重な、展示即売会の販売図録・個展カタログ写真集・作品集。
人間国宝 重要無形文化財「瀬戸黒」保持者、現代瀬戸黒・志野焼を代表する名工、
加藤孝造の新作をあつめたもの。
釉調の美しさあふれる志野を中心に、黄瀬戸、瀬戸黒など 穴窯ならではのしっとりとした
肌合いの茶碗・水指・花入などの茶道具に加えて、
今回は数度に亘る中国旅行から得たモチーフの、珍しい絵志野陶額14点を一堂に展観した展覧会。
百万円~数十万円クラスの極上品ばかりが展観された、個展・展示即売会の会場限定公式図録本。
内容は主催者挨拶、作家挨拶、作家近影肖像写真、全作品の寸法掲載、略歴。
5点ほど、茶碗の高台部分の写真あり。
発行部数も少なく、また、これほど人気の高い作家のわりに、作品集や図録、関連書籍もほとんど無く、
コレクター、骨董品、茶道具、民藝等、瀬戸黒、志野焼愛好家必携の大変貴重な資料本。
別刷りの価格表にはやきもの全作品の販売価格掲載、発売当初の売出し価格・市場価値を知る上でも希少な資料です。
【加藤孝造】人間国宝 重要無形文化財「瀬戸黒」保持者
岐阜県出身の陶芸家。
可児市に窯を開き独立するまでは、5代目加藤幸兵衛に陶芸の指導を受ける。
若い頃は洋画をよくし、全国最年少の18歳で日展洋画部に入選、「天才」と騒がれる。
その後は美濃陶芸の道を志し、桃山時代の志野・瀬戸焼の再現に取り組んでいた荒川豊蔵(「志野・瀬戸黒」人間国宝)に師事。
平成22年には、重要無形文化財「瀬戸黒」の技術保持者(人間国宝)に認定される。
美濃陶芸会会長として、美濃陶芸の発展に尽力する中、若手陶芸家を集い「風塾」を創設、後継者の育成にも力を注ぐ。
令和5年沒。
【ごあいさつ】
この度、二年ぶりに加藤孝造先生の個展を開催致します。
先生は久々利平柴の山中に穴窯を築かれて十年、旺盛な研究心で着実に志野の真髄を探求されており、美濃陶芸界に不動の地位を確保されました。
今回は数度に亘る中国旅行から得たモチーフの陶板を初め、茶碗・水指・花入等をご出品頂きます。
何卒ご同好お誘い合せごゆっくりご高覧下さいますようご案内申し上げます。
【図録内容】
主催者挨拶
作家挨拶
作品写真図版 カラー34点 モノクロ 34点
作家近影
陶歴
【出品作品一部紹介】全作品寸法掲載
志野茶碗 20点
鼠志野茶碗 5点
黄瀬戸茶碗 5点
瀬戸黒茶碗 3点
志野水指 3点
黄瀬戸水指 2点
黄瀬戸扁壺
黄瀬戸花入 6点
志野扁壺
志野花入 6点
志野角大皿
(陶額)曼荼羅(敦煌にて) 絵志野陶額 絵志野陶板
(陶額)抱壺万歳(西安にて)
(陶額)楽園(重慶にて)
(陶額)樹下閑日(北京にて)
(陶額)待人達(北京にて)
(陶額)果実売(洛陽にて)
(陶額)馬と人(大同にて)
(陶額)荷物を運ぶ人(上海にて)
(陶額)敦煌に舞う
(陶額)手中の塔(大足にて)
(陶額)大足の夢(大足にて)
(陶額)莫高窟の夢(敦煌にて)
(陶額)ゴビ沙漠の陽(布隆吉にて)
(陶額)遠い道(西安にて)