きっかけは少女のささやかな嘘。疑惑は憎悪となり、小さな町を埋め尽くす。
◆"北欧の至宝"と謳われる名優マッツ・ミケルセン(『007/カジノ・ロワイヤル』)主演作。本作でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞!
主人公ルーカスを演じるのは、"北欧の至宝"と謳われる名優マッツ・ミケルセン。
『007/カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルを演じ国際スターの仲間入りを果たした実力派が、
本作では、無実の主張を貫き、精一杯誇り高くあろうとするルーカスの魂の叫びを渾身の力をこめて熱演。
見事にカンヌ国際映画祭の主演男優賞に輝いた。
「ハンニバル」TVシリーズで若き日のレクター博士役を演じることでも注目を集めている。
◆少女はなぜ嘘をついたのか。小さな町で起こった事件が一人の男の人生を狂わせていく・・・。
「子供と酔っぱらいは嘘をつかない」―デンマークの諺
そんな固定観念に基づいて、少女の作り話を事件へとエスカレートさせていく町の住人たち。
迫害の標的となりひたすら耐え続ける生き方を余儀なくされたルーカスが下した最後の決断とは!
◆カンヌ国際映画祭で特別審査員賞を受賞した『セレブレーション』から、
デンマーク・アカデミー賞5部門を獲得した『光のほうへ』まで常に問題意識の高い秀作を発表し
続ける名匠トマス・ヴィンターベア監督の最高傑作!
<ストーリー>
離婚と失業の試練を乗り越え、ようやく穏やかな日常を取り戻した幼稚園教師・ルーカス。
そんな彼がある日、親友テオの娘クララの作り話が元で変質者の烙印を押されてしまう。
あるのはクララの証言のみ。無実を証明できる手立ては何もない。町の住人たちはおろか、
唯一無二の親友だと信じて疑わなかったテオまでもが、幼いクララの言葉を疑いなく信じ込み、
身の潔白を説明しようとするルーカスの声に耳を貸そうとしない。噂はあっという間に町中に広がり、
仕事も親友も、信用も全て失ったルーカスは小さい町で孤立してしまう。ルーカスに向けられる憎悪と
敵意がますますエスカレートし、一人息子のマルクスにまで危害が及ぶ事態に心を痛めながらも、
ひたすら耐え続ける生活を余儀なくされるルーカス。―クリスマスイブがやってきた。
追い詰められたルーカスはある決意を胸に、テオや町の住人たちが集う教会へと向かう。
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