商品:九谷焼 人間国宝 三代 徳田八十吉 花瓶 碧明耀彩
吸い込まれそうな色彩の宇宙
陶磁器とは思えない、圧倒的な発色と彩色美
美しいブルーとグリーンの絶妙な色合い
九谷焼の名作家・人間国宝・三代目 徳田八十吉の花瓶作品
柳雨軒 人間国宝 三代目 徳田八十吉 (故人)1933.9.14~2009.8.26
1991年に第11回日本陶芸展で、大賞・秩父宮賜杯を受賞した
初代、八十吉が特徴としていた古九谷の色彩や表現技術を受け継ぎ、
研究・工夫を重ね、独特の色彩技法を生み出した
通常の九谷焼のような絵柄 ( 山水・人物・花鳥風月 ) ではなく、
色の配色のみで作品を仕上げてるのが大きな特徴
西洋美術の影響を受け、抽象的で、色のグラデーションの微妙な変化や
コントラストの美しさを特徴とする段階的に色彩を変化させる独特の技法
「耀彩(ようさい)」を生み出した
約70色を使い分け、色のグラデーションのみで作品を仕上げる技法
釉薬で色彩を調整した鮮やかな群青色に強い個性があり、
海外にも多くの作品を発表して高い評価を得ている
その美しさと色彩とコントラストは、九谷焼の中でも、ひときわ独特な世界観を形成している
上絵の焼成温度はほとんどが900℃前後ですが、三代 徳田八十吉は、1000℃前後で焼成していることも特長のひとつ
高温で焼成することで、深い色味が表出する
作品の形状はロクロ成形で、面取成形を使い、多種多様のものがある
紺系の色釉を中心に、絶妙な濃淡を使い分け、深みと艶を出している
2009年8月26日死去。
四代目は、三代目徳田八十吉の長女。三代目の死去を受けて翌2010年に襲名している
箱サイズ:約24.5×24.5×25.5㎝