小林伸一郎 Shinichiro Kobayashi 1956年東京都生まれ。専修大学卒業。スタジオ、出版社勤務を経て、1988年株式会社スタジオライズを設立。第28回平凡社準太陽賞、第5回コニカ写真奨励賞、第2回東京国際写真ビエンナーレ・キヤノン賞、第38回講談社出版文化賞を受賞。2015年世界遺産「明治日本の産業革命遺産」オフィシャルフォトグラファー。1991年から日本のスクラップ&ビルドをテーマにした作品を発表。主な写真集に、変貌する東京湾岸、建設途中の高速道路や橋、ダムの景観を捉えた『Tokyo Bay Side』『JAPAN NEW MAP』、廃墟をモチーフにした『廃墟遊戯』『廃墟漂流』『NO MAN'S LAND軍艦島』『亡骸劇場』『最終工場』を出版。2023年日本全国の寺社仏閣を独自の視線で撮影したシリーズより写真集『大神仏』を東京キララ社より刊行。作品は東京都写真美術館、なかた美術館、CHANELへ所蔵されている。