■The Pearlfishers/The Young Picnickers +3 1999年
ブライアン・ウィルソンとポール・マッカートニーが出会ったような音楽を届けてくれる、
グラスゴーのミュージシャン。(BMXバンディッツにも参加歴あり)
彼の作品にハズレなしなのですが、日本盤でのリリースはこの一枚のみだった記憶・・・。
当時キリンジであった堀込兄弟おふたりが推薦コメントを寄せていることからも
その良質さは証明されているかもしれません。
ビートルズの遺伝子というよりもポール・マッカートニーの遺伝子を濃く受け継いだ
(バート・バカラック&ブライアン・ウイルソンのセンスもほんのり)、
グラスゴーのPOP職人Pearlfishersのオリジナルアルバムにして名盤
音楽誌「ストレンジデイズ」のビートルズの遺伝子特集2000~2002年編にも取り上げられたバンド(2002年6月号 P.115にて掲載)。
1曲目♪We're Gonna Save The Summer からポール節の甘いメロディ&ヴォーカルでせまりつつ、
ハーモニーワーク&♪パッパーパパーなんてコーラスがビーチボーイズ趣味爆発で感動の嵐の一曲。
ーと思えばブライアン・ウイルソンライクなイノセントなメロディがたまんない2曲目♪An Ordinary Day Out In The Suburbs
タンタンタン と連打されるピアノにのっかてゆくキャッチーなメロディ。
♪フー なんて唄われた瞬間、まるでポールとブライアンが競演しているような感覚に。
ポールの甘いバラードのテイストをうまくとらえている4曲目♪Blue December
ポールに似た甘い声の持ち主でありつつも、ポール以上に高音で伸びる声質は本当に美しい。
ダウンしてゆくベースメロディがたまんない6曲目♪Battersea Bardot はメロディがストレートな分、
ソロ後期のジョン・レノンのテイストもちらり。
サビでのファルセットヴォイスがあまりにポール・マッカートニーにしている9曲目♪Over & Over
11曲目♪Strawberries In The Snow はワルツ調で展開してゆくマイナーメロディの美しい一曲。
サビでの美しいメロディの展開にただただ感動。
同郷のTeenage Fan Club&BMX Banditsなどとも交流があり、本盤にも参加しているのもまたチェックポイント。
グラスゴーのポール・マッカートニーなんて異名を持つ彼ですが、この他の作品も高水準のメロディ満載でおすすめです
(収録曲)
1 .We're Gonna Save The Summer
2 .An Ordinary Day Out In The Suburbs
3 .We'll Get By
4 .Blue December
5 .You Justify My Life
6 .Battersea Bardot
7 .The Young Picnickers
8 .Once There Was A Man
9 .Over & Over
10 .Every Day I Read Your Stars
11 .Strawberries In The Snow
12 .Stella Painted Joy
13 .David Vs. Godzilla **Bonus Track
14 .The Loneliest Bonfire **Bonus Track
15 .Since You've Asked **Bonus Track
■今回部屋整理のため出品いたします。ノーリターン・ノークレームでお願い申し上げます。
■発送は郵便局クリックポストにて198円。(かんたん梱包にてCD8枚まで同金額です。)
■盤状態 綺麗です。あくまで中古です。