風景写真集
ページ数 104ページ
本のサイズ (縦×横)26.5×18.5㎝
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【状態】
経年変色 焼けなどあります。ブックケース(外箱)のほうは 特にヤケが有り、破れ等の痛みがありますので おまけ程度にお考えください。本(写真集)のページ自体は綺麗ですが、端のほう 日焼けは有ります。破れ、折り目など特に無しです。
本の表面、生地でできていますが、背面に少々染み痕あり。
多数写真を載せておりますので 写真よりご判断いただければと思います。
ブックカバー箱の 表面に書籍小包の紙が貼りつけられていますが 周囲が糊付けされていますので紙の内側の文字は読めません。
以下の【 】内は本より1部抜粋しました。
p85【写真についての感想
以下の感想文は、すべて写真を撮影した当時の私の感想を述べたものであります。
文中に「大軌電車」とあるのは、現在の近鉄電車のことで、「軽便鉄道」とは小型の蒸気機関車と小さな客車 ニ、三両がごく近距離の間を往復していた私鉄のことであります。
なお、この写真集は、昭和十九年までの戦時中以前のものを「戦前編」とし、それ以後のものを「戦後編」として二部に分けて、約五十年間の時代の返還による風景と田園生活の移り変わりを知るよすがといたしました。
なお、戦前の写真はごく小さい部分から引き伸ばしたものや、原画とネガフィルムを紛失したため、雑誌に載ったものから複写したものがあって、荒れた写真が沢山あります。】
P106【ごあいさつ
私は若い頃から風景写真を撮るのが何よりの楽しみで、趣味として約五十年間も飽かずに続けてまいりました。
夏の暑い日も冬の寒い日にも、ベス単カメラを持って友人たちと共に、大和路はもとより伊勢、伊賀、近江、山城、丹波、信州など各地の田園風景をたずねて山野を歩き回ってきました。
そのためか、近年まで余り病気にもならず、健康で毎日過ごしてこられたのだとつくづく思っております。
その間に写した写真が数え切れない程に溜まりましたが、つい粗雑に保存していましたところ、最近、長男の忠司、次男の忠彦から、このままでは大切な写真が散逸するから、一度整理してはどうかと言われましたので、暇をみてはぼつぼつ始めて、近頃ようやく一応の整理を終りました。
ところで、両人からの薦めもありまして、この機会に、私たちの特に好きな写真七十二点を選んで「ふるさと」と題した写真集を作ることを考え、その準備にかかりましたが、何分にも高齢のため、読み書きが不自由で、仲々思うように 捗りませんでした。
しかし幸いに、五十年来の親友で、やはり写真の好きな溝端観水君が何かと手伝ってくれましたので、この程ようやく上梓する運びに至りました。
皆様のお陰で、本年傘寿を迎えることができました記念としては、誠にささやかなものでございますが、私の生涯で初めて作った本として、書架の一隅に置いて載くことができますれば、望外の光栄と存じております。
最後に終始ご援助下さった大阪の溝端観水さん、編集、製版、印刷などにご協力賜わりました東京の桜井栄一さん、雑賀進さんに対し心から厚くお礼申し上げます。
昭和五十四年十月
堀内忠一
】
*ヒトコト*
年代もの、廃盤などで貴重なものも含めた読みものを多数保管しておりますが、
だれかのお探しものが見つかりますと幸いです♪
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