今回の商品はセキスイユニットバス用の交換用2枚折れドアです。
折戸枠に「セキスイ浴室ドア 形式GYD402」と記載があれば、この商品が適合すると思われます。
多くの方が不安を感じているかもしれません。購入はしたものの、本当に取り付けられるのか、1日で取り付けが完了するのか、どんな準備が必要なのかと。
地元の業者に依頼し、8万円から12万円で取り付けてもらう方が良いかもしれません。
私はサッシ屋ですので、現場を見てYKKやトステム、三協などが適しているか判断できます。新築のメーカー保証は1年ですが、交換後20年以上使用できるかが重要な判断基準です。
実際には素人でも取り付けは可能ですが、必要な工具が多くあります。
電動工具はレンタルで問題ありませんが、採寸時には水平器が必須で、下部アングルを現場で切断するためには番線切り、鉄アルミ用のやすり、アクリルカッター、アルミ切断用のノコギリ、シリコンセット(シリコンガン、防カビシリコン、マスキングテープ、ヘラ)が必要です。おおよそ7000円程度が必要でしょう。
また、壁がサッシに近い場合は、柳刃ハサミ(1500円から2000円)で枠を切断する必要があります。
工具が揃っていれば、3時間程度で取り付けが可能です。その後はシリコンを綺麗に打設する作業がありますが、1日あれば十分です。
水平と垂直が正しく出ていれば、内寸を採寸するだけで通常は問題ありません。ただし、対角の採寸には注意が必要です。例えば5ミリの違いがあると、高さを5ミリ短くしなければなりませんし、垂直が5ミリ違うと幅を短くする必要があります。
今回は三協アルミ社のリフォーム用浴室2枚折ドアをオーダーメイドで製作しました。フリーサイズで、どんな寸法でも製作可能です。
今回の枠幅は下部が760ミリ、上部が758ミリで、幅は753ミリに、高さは左右中央が全て1948ミリでしたので、1943ミリで製作しました。
このセキスイユニットバスは、折戸下に排水穴があり、1995年から2000年頃に流行したタイプです。お湯が脱衣場に溢れないように白いゴムが立ち上げられています。
お湯が抜けるかどうかを尋ねたところ、抜けないとの回答でしたので、将来的にゴムを交換するよりも、浴室側と脱衣場側に防水シーリングを打って使用することをお勧めしました。
アタッチタイプの不安定さや、樹脂パネル固定タイプでは割れる度に扉ごと交換が必要になります。安いものは品質が悪いことが多いので、お勧めしません。
4~5年前にTOTOのユニットバスの樹脂パネルが割れた際、新しい中折れ扉部分を購入するしかなく、6万円以上かかると言われましたが、修理は不可能でした。
接着タイプの樹脂パネルは厚さが2ミリ以下で割れやすいため、問題があると考えられます。交換ができない場合は、3.5ミリや4ミリの樹脂パネルを使用すべきです。
梱包にはアルミアングルも含まれており、それを加工して取り付けます。
バリアフリーの場合は、23ミリから30ミリの段差が多いです。
もし説明を読んでも理解できない場合は、「三協アルミ リフォーム浴室2枚折ドア 施工要領書 HW1810B」とインターネットで検索してみてください。少しずつ読み進めると、作業ができそうに思えるはずです。
他にも心配事があれば、落札前にメールでお問い合わせください。施工要領書の内容についてはページがありますので、疑問点の確認が容易です。