PINK FLOYD / ATOM HEART MOTHER (1970)
旧規格廃盤:87年CD化、欧州仕向けの輸入盤(EMI RECORDS:CDP 7 46381 2)
ジャケットに少々シワおよびわずかな汚れあり、ジュエルケース表側にプライスステッカー貼り付け、
ディスクうすいキズあり、再生問題ありません。
ディスクは西ドイツのプレス(MADE IN WEST GERMANY)、
ディスクのマトリクスナンバーは「SONOPRESS B-7151/CDP 7463812 C」です。
ケースは側面ツルツルのオリジナルです(スリキズあり)。
イエス(YES)、キング・クリムゾン(KING CRIMSON)らと並ぶブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを
代表するグループ、ピンク・フロイドが70年にEMI傘下のハーヴェスト・レーベルよりリリースした通算4作目
のアルバムです。セルフプロデュース作品。アルバム・カヴァーアートはヒプノシス(HIPGNOSIS)が担当。
ロジャー・ウォーターズ ROGER WATERS(vo,b)
デヴィッド・ギルモア DAVID GILMORE(vo,g)
ニック・メイスン NICK MASON(ds)
リチャード・ライト RICHARD WRIGHT(key)
当時のアナログA面を使い切った6つのパートからなるタイトル曲「原子心母(ATOM HEART MOTHER)」ほか、
メンバー4人の共作であり、3パートで構成される「アランのサイケデリック・ブレックファスト(ALAN'S PSYCHEDELIC
BREAKFAST)」を含む全5曲収録。
オリジナルメンバーのシド・バレットが在籍していたそれまでのサイケデリックで実験的なサウンドから、本作より
いわゆる「プログレッシヴ・ロック」路線に舵を切ったバンドとしての重要な作品で、全英1位、全米55位のヒット作と
なり、この後「おせっかい(MEDDLE./71年)」「狂気(THE DARK SIDE OF THE MOON/73年)」「炎(WISH YOU WERE HERE
/75年)」と、プログレッシヴ・ロックの金字塔となる作品をリリースしていきます。デザインアートチーム、ヒプノシスによる
牛のジャケットも有名な1枚です。聴いたことない方、ブリティッシュ・ロック好きの方はぜひチェックしてくださいね。
このCDは87年にイギリス、EMIレコードより初CD化された欧州市場向けの初期輸入盤で、現在この仕様は廃盤となっています。
ディスクは最初期の西ドイツプレス(ポリグラム社と思われます)のもので、米キャピトル盤とは異なります。
程度は極上とは言えませんが、現在ではなかなか見かけなくなった、コレクター向けの希少な西ドイツプレスの初期EMI盤です、
ご興味ある方はぜひこの機会にいかがでしょう?