【1】概要
・東独EGBが1950~60年代に制作した高能率・広帯域ツィータユニット LP554を採用したアドオンツィーターシステムのペアです。
・EGBはRFTに統合される前の音響機器メーカーで東独のみならずECの多くの国に製品を輸出していた名門です。
・出品のユニットはミュージックコンソール、高級ラジオなど幅広く採用されていたものです。
・大きなダメージの無い良品です。
・使用中のシステムに追加すると高域の周波数レンジが拡大するだけでなく指向性が改善されます。
・特に、Telefunken, Siemens, RFTなどのビンテージの高能率フルレンジユニットへの追加が効果が高いと思います。
・音量調整用のアッテネータ付きですのでメインスピーカーとのレベル調整が容易です。
・ツィータユニット以外のすべての部品は新品を採用しています。
【2】システム・ユニット仕様
・型式:EGB/RFT LP554
・製造:1950-60年代と推定
・サイズ:外形=100mm口径、コーン有効直径=90mm
・マグネット:アルニコ
・センターダンパー
・コーン:超軽量フィックスド
・状態:良好
・ユニット仕様参照URL: https://www.radiomuseum.org/r/elektroge2_lautsprecher_chassis_lp55.html
・フィルター:2.2μファラッドのオーディオ専用メタライズドフィルムコンデンサによるローカット
・アッテネータ:連続可変
・フィルター通過後周波数特性=6500~18000Hz
・接続方法:メインスピーカー入力端子、またはアンプの出力端子からケーブルを出し本システムの入力端子につなぐだけです。
・調整は、アッテネーターを右いっぱい、つまりレベルを最大にしていただき、徐々に絞っていって下さい。
・鳴っているのが控えめになったところが良いかと思います。
【3】スタンド:
・スタンドサイズ:幅120mm、高さ130mm、奥行き150mm
・材質:15mm厚のムク上級グレードパインの集成材
・外装:100、240番のサンドペーパーで研磨し、次にワトコのウォールナットオイルと600番のサンドペーパーで繰り返し研磨し仕上げています。
・取り付け:本体には取付用の穴がありませんので4つの取り付け金具でがっちり固定しています。
【4】音:
・以下は主観ですのでご承知おきください。
・広帯域で力強く、元気いっぱいの音。
・フルレンジユニットに追加すると非常に見通しの良いサウンドになります。
・特にシンバル、ピアノの高音域、トランペットの高音などが非常に明快に鳴ります。
・またウッドベースの音程が明確に分かるようになります。
・指向性が改善され、軸を外れた位置でも強力な高音を得ることができます。
【5】ほか・写真のフルレンジシステムは含みません。同時出品中です。
・ブログ https://geo80002002.livedoor.blog/