50mm級 カーボンファイバー振動板 カーオーディオ用スピーカーの出品です。
「音はちゃんと鳴るが、音質が悪い」Σ(゜д゜lll)ガーン
最近 純正位置に収まるフルレンジスピーカーを探していて、多方面からユニットのサンプルを取り寄せています。
大きさは2インチ~2.5インチ限定で BLAM LFR52 や グランドゼロ GZUF 60SQ-A と同クラスです。
振動板も カーボン、ガラスファイバー、アラミド、ケブラー、セラミック、マグネシウム、アルミと様々で、フェライト、ネオジム磁石の違いや、バスケット(フレーム)もアルミや樹脂と 多種多様に分かれていて、まとめて音質を見ている中で 見つけました。
周波数特性は各メーカーが公表するケースは多く、ほとんどのモデルが中低域から10kHzまでほゞフラットで 通常ツイーターが得意とする ≧10kHzは色々ですが、音質を示すもう一つ重要な指標【歪み】は 何パーセント以下としか表記がないか 開示しないケースもあったので 自分で測る以外方法ありません。
同条件で測定できるよう、バックチャンバーに装着した形で 比較しましたが、音出しから "あれ!?"と気づきます。
音質を良くも悪くも 言葉でなら表現できます。
類義語? を横に並べてみたので、参考にして下さい(^^)/
●音がこもる→耳に刺さらない→高域のぬけが悪い
●アナログチック→やわらかい→ボーカル域がぼやける
●閉塞感がある→耳あたりが優しすぎる→ナチュラルでない
要するに【自然ではない音】です。
歪み率は写真の通り 5kHz辺りの山は 4%超えます。
通常 1~2%程度でも我々人間は違いを感じ取れます。
スピーカーの良し悪しを一般的な基準の【原音忠実】から見た場合、"周波数特性"と"歪み"で判断できます。
本品は 周波数特性に目立つ欠陥がなく、聞いて分かるレベルの歪みを持つ貴重なサンプルです。
プロショップの方々 比較に使ってみてはいかがでしょうか。
バックチャンバーの有無に関わらず 歪みます!
周波数特性はスマホ+アプリで簡単に測れる時代ですが、原音と比較しないと分からない歪みは機械が必要です。
残念ながら このような製品を作るメーカーは 昔も今もあります。
また このような製品は現に流通していることを認識して下さい。
■重要
素材が持つ音質ではありません。
カーボンが悪いわけでもありません。
本品は 音質の良い製品と比べると ボイスコイルの直径が振動板に対して小さく、構造上 磁気回路やサスペンションに何らかの問題がある可能性があります
問題は【設計】です!
然し 本品は鳴ります。
作りも悪くはありません。
壊れやすい兆候も見られません。
世間で言う 高音質、ハイファイ、原音忠実、ハイエンドとは無縁ですが、好む方もいます。
良い音は人それぞれです!
何セットか手持ちありますが、売り切れなかったら 比較動画出すかもしれません。
■スペック(メーカー公表値)
定格入力:30W
最大瞬間出力:60W
S/N比:83dB
ボイスコイル:20mm
最低共振周波数:209.4Hz
インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:170Hz~18kHz
外径:74mm
内径:56.5mm※端子台が突起する為 寸法は参考用
奥行き:27.5mm
■セット内容
スピーカー 2個
※以上です。
■注意事項
音が悪くても スピーカーとしては問題ありません。
輸入品につき 多少のキズ、スレ、汚れはあります。
神経質の方はご遠慮下さい。