【本物】1968年製ベトナムZIPPO オリジナル刻印 ただしインナーケースはオリジナルではなく新品未使用のものです
1968年製のアウターケースに当時のオリジナル刻印がされた、ベトナムZIPPO【本物】です。
今から40年近く前、新宿にあったmonoショップのZIPPOミュージアムショップ、オープン初日に【目玉商品のひとつ】として展示されていたものを購入しました。
確か¥45.000くらいで入手したと記憶しています。
このデザインは、ベトナムZIPPOとして特に有名なもので、裏面のベトナムの地図は国境部分で蓋が開き、国境で炎が上がると云う意味深なデザイン。
そして表面の文章は【自分が死んだら天国に行くだろう。何故ならベトナムと云う地獄に居るのだから】と云う悲痛で切実な言葉。
戦闘に向かった兵士は、この刻印を入れたZIPPOを弾丸避けとして、左胸のポケットに忍ばせて死の狭間を闘い抜いて来たのでしょう。
昭和の文豪 開高健氏がベトナム戦争従軍記者の際に、死地から帰国した時にこれと同じ刻印のZIPPOを持ち帰って来ました。
そのZIPPOは、現在では日本で著名なZIPPOコレクターのイタヤコレクションにて大切に保管されています。
掲載している写真がその実物です。
そんな貴重な刻印のZIPPOですが、購入当時、インナーユニットが着火不良だったので、新しいインナーユニットに差し替えて使用しており、その後、オリジナルのインナーユニットは行方不明になってしまいました。
その為、今回 出品するものは1968年製のアウターケースに新品未使用のインナーユニットを合わせたものです。
アウターケースはボトムの刻印から(両サイド3本の縦ライン)から68年製で間違いないと思います。
また表面のメッキも当時特有の荒いメッキで、当時の特徴を良く表していると思うのです。
ヴィンテージとしての価値、そしてベトナムZIPPOの中でも、特に有名なデザインを両面に備えている、極めて稀有なZIPPOだと思われます。
この貴重なZIPPOを是非、コレクションとして入手してみては如何でしょうか?