ロス・ピラーニャスなどを率いコロンビアのアンダーグラウンド・シーンを牽引するロンペラージョことペドロ・オヘダ。古典的なコロンビア伝統のダンスミュージックに敬意を払いつつ、汎アフリカンの精神でハイブリッド化したウガンダ・ケニアやアフロサウンドの精神を継承。そこにブラック・アークのリー・ペリーよろしくな歪すぎる変態音響がでじわじわとアップデートしたのが本作だ。すでにオクラ印よりシングルカットされた2曲をはじめ、熱帯のBGMでありながら、ここ極東のフロアでも有効なサイケでエクスペリメンタルなダンス・ミュージックであるというマジカルなスタイルはまさに唯一無二。マジでやばいよロンペラージョ!この波に乗らないと絶対に損。ラテン音楽ファンのみならずエクスペリメンタル~クラウトロック・ファンにまで話題となったメリディアン・ブラザーズの大ヒット作『CUMBIA SIGLO XXI』に続く、コロンビア新世代真打の登場です https://romperayo.bandcamp.com/album/as-no-se-puede-muchaches