ケンゾー・エステート・ワイナリー 『紫鈴 (rindo) 2006年』 750MLを出品します。 " rindo 2006, Red Wine, Napa Valley by KENZO Estate Winery "
KENZO Estate Winery は、カプコンを創業し、アミューズメント産業で成功を収めた辻本憲三氏により1998年、ナパ・ヴァレー東部の丘陵地に設立されました。コルギン、ハーラン・エステート等、カルトワインの葡萄栽培を手がけてきたデイヴィッド・エイブリュー氏とワインの女神と称される醸造家ハイジ・バレット氏を迎え、世界一のワイン造りに挑むカルト・ワイナリーです。『ナパの奇跡』とまで称えられるようになった KENZO の矜恃『紫鈴』の2nd Vintage(希少なバック・ヴィンテージです)を出品します。
『紫鈴 rindo 2006』:ケンゾー・エステイトのフラッグシップに位置づけされるボルドースタイルのワイン。紫は高貴なものを示す色。ここでは上質な葡萄を象徴する。鈴は鈴なりの略。つまり、「紫鈴」とは、葡萄が鈴なりに実るワイナリーの畑そのものの姿を表す。それは藍紫色の釣鐘を吊るす可憐な竜胆の花にも似て、しなやかでたおやかな魅力を秘めている。【外観】 紫を帯びた濃いガーネット色
【香り】 カシスリキュール、ブラックベリーヤアメリカンチェリー等のドライフルーツの香り。後半からはシナモン等のスパイス、西洋杉、ビターチョコ。
【味わい】 アタックは力強いがしなやか。凝縮した果実味に豊かな酸とシルキーなタンニンがエレガントで深みのある味わいを創り出す。味わいの余韻は長く続く。
【セパージュ】 CS 37.1%, MR 28.0%, CF 28.0%, PV 6.9%
(以上、KENZO Estate ホームページ掲載のテイスティング・ノートより抜粋)
出品の『紫鈴2006年』ついて J. Sackling氏と Wine Advocate誌が以下のレビューを公開しています。
「素敵なブルーベリー、カシス、そして新鮮な土の香りが鼻に伝ってくる。柔らかく絹のようなタンニンとジューシーで美味しい果実味を併せ持つフルボディのワインだ。これはイイ! 待つ必要は無い。90点」by J. Sackling Apr, 2011
「濃いルビー・紫色をしていてエレガントな青系・赤系果実の香りが支配的だが、タバコの葉、大豆、スパイシーな樽香が混ざり合う。この傑出した控えめなミディアム・ウェイト(カリフォルニアの基準による)の赤ワインは10〜15年間は美味しく飲めるはずだ。非常によくできているが、非常に高価なワインでもある。90点」by Wine Advocate Dec, 2008
個人的に試飲(2013年12月)した印象を以下に紹介させて戴きます。抜栓直後、まず最初に感じるのは力強い濃厚なカルベネ特有の風味です。カシスやベリー系の香りが心地よい。驚くべきは粘性の高さ! 7年経過したにも係わらず、酒石酸カリウムに由来するねっとりとした舌触りがここまで感じられるのは初めての経験でした。あまり熟成が進んでいないということでしょう。長期熟成ワインの可能性が高いと思われます。(J. Sackling氏は「待つ必要は無い」とおっしゃていますが)この時点で飲む選択は間違いとは言えませんが、やはり早すぎたと思いました。「流石、エイブリュー氏が栽培した葡萄!」と納得できる果実味や華やかさを堪能したものの、もっと寝かせればこれに、複雑さが乗ってくるのだろうなと惜しい気がしました。あれから10年が経ち、そろそろこのワインのポテンシャルが開花する頃ではないかと感じています。
現在、地下室に設置してあるドメテック ワインセラー Silent Cave にて保管しております。入金確認後に「ゆうパック」着払い にて発送させて戴きます。
ご希望の方には贈答用の箱に入れて発送致します(別途箱代200円)。別途、出品中の化粧箱をご落札ください。
飲み頃を迎えた『紫鈴』のバック・ヴィンテージをお求めになるのは難しいので、この機会をお見逃し無く!
落札後すみやかに連絡が取れる多くのワイン好きの皆様からのご入札をお待ちしております。