■ MIZAR ミザール TL-880鏡筒(バックフォーカス約250mm) ■
●口径:80mm、焦点距離:800mm アクロマート
●アイピース(31.7mm):K25mm(32倍)、K9mm(89倍)
●付属品:ファインダー、天頂ミラー(31.7mm)
ミザールブランドですが、製造元はスコープテックのラプトル60などの国産OEM供給元として有名な大一光学です。
元々は正立ミラーがドローチューブに固定されている異色の鏡筒でしたが、天頂ミラーを組み合わせると反射面が多くメリットがありません。
正立ミラーを外して、42Tネジ/31.7mmスリーブ用の接眼部を取り付けました。
そのために、バックフォーカスが簡易的な実測で約250mmと非常に長い鏡筒になりました。
バックフォーカスが長いため、通常使いは付属させた天頂ミラーと延長チューブを併用しないと無限遠でピントがでません。(写真9枚目参照)
逆に31.7mmスリーブの双眼装置やカサイのペンタプリズムがエクステンダーレンズなしに合焦します。(写真10枚目参照)
カサイトレーディングのBS双眼装置で合焦することを確認しました。中身が同じと思われるや他社製も問題無いと思います。
参考写真はBS双眼装置で無限遠に合焦した時のドローチューブの繰り出し状態です。
ドローチューブが樹脂製のためあまり耐荷重は無いと思われるので、アイピースは普通のPLなど軽量の物をおすすめします。
対物レンズはアクロマートなので、もちろん高価なアポクロマートには敵いませんが、大一光学の鏡筒はよく見えます。
K25mmを使えばオリオン座大星雲を挟んだ小三つ星の全景がギリギリ入るか入らないかという視野になります。
K9mmでは木星の縞やガリレオ衛星が見やすいです。もっと高倍率が必要であれば別途でPL6~7mm位までが使いやすいと思います。
架台はケンコースカイウォーカー用赤道儀です。
極望などはありませんが、眼視であれば極軸を北極星に向ければ十分です。
三脚は古い物ですが伸縮式の木製三脚を取り付けています。元々のアルミ三脚よりしっかりしています。
振動の原因になるので観測時には石突カバーのゴムを外して下さい。
ファインダーの先端に付いている黒い物は迷光防止用の色画用紙製の延長フードです。迷光防止には有効ですが耐久性はありません。
鏡筒は白色塗装にスレや変色があります。底部に元々の経緯台取付用の穴がありますので丸ネジで閉塞しています。
赤道儀と三脚は経年して使用感、汚れ、傷などがあります。
手持ち機材を集めて組んだ物なので正規の説明書はありません。近似の代品を参考資料としてお付けします。
ジャンク品としてノークレーム・ノーリターンでお願いします。
また勝手ながら、オークション終了後48時間以内にご連絡をいただけない場合と、
かんたん決済の決済期限内にお支払いいただけない場合は、お断りの連絡なしに落札者様都合のキャンセルとさせていただきます。
送料は落札者様ご負担お願い致します。
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迅速な連絡と発送を心がけるようにいたしますので、どうか受け取り連絡のご協力をお願い申し上げます。
それではどうか宜しくご検討お願い申し上げます。