巻頭言 改めて科学者の責任と役割を考える 山本富士夫 (1)
放射性廃棄物問題の新局面と反原発運動
―混迷か,思考の転換点か― 小野 一 (2)
原子力問題を考える会の活動50年 山本富士夫 (12)
二つの原発勝訴判決 島田 広 (18)
大飯原発運転差止訴訟の福井地裁判決をどう活かすか 吉川健司 (22)
福井県内の老朽原発をめぐる裁判の現状 笠原一浩 (24)
311原発事故から学ぶ避難と安定ヨウ素剤配布について 佐々本真子 (30)
若狭の原発群は何をもたらしたか
…原発ゼロ社会の実現へ(その1) 山本雅彦 (34)
中池見湿地の保存活動を振り返る1990-2023 笹木智恵子・笹木 進 (47)
福井・敦賀の空襲とそれを伝える取り組み 木戸 聡 (61)
ゆきのした文化協会と日本科学者会議福井支部との連携 田島伸浩 (66)
住民運動と連携し,県政を動かしチェックしてきた20年
―栗田,西川,杉本各氏,3人の知事との論戦を振り返って 佐藤正雄 (69)
国立大学法人化以降の大学の状況と課題 寺岡英男 (77)
福井県における子どもの人権を守る取組みを振り返って 森 透 (86)
教育現場の今は?
―過労死・指導死・再任用拒否裁判から考える― 海道宏実 (92)
福井大学未払い賃金等請求訴訟と『福井の科学者』 山根清志 (95)
学問・思想の自由と福井工大事件 髙木秀男 (98)
建国記念の日と歴史学 松浦義則 (103)
農業基本法制定後60年を検証する 加藤武市 (105)
福祉・医療分野での福井支部会員の活動展開
―『福井の科学者』への寄稿を手がかりに― 伊藤 勇 (116)
私の日本科学者会議歴50年を振り返る 小倉久和 (123)
『福井の科学者』にみる日本科学者会議福井支部50年の活動 髙木秀男 (127)
編集後記 (141)