拍卖号：f1170186940

开始时间：01/21/2025 08:37:44

个 数：1

结束时间：01/25/2025 22:22:23

商品成色：二手

可否退货：不可

提前结束：可

日本邮费：买家承担

自动延长：可

最高出价：2*f*2***

出价次数：106

刃長：62.0cm
反り：0.6cm
元幅：30.38mm
先幅：19.20mm
元重ね：6.27mm
先重ね：4.19mm

刀身重量：500g
抜き身重量：705g

中心（なかご）：生（うぶ，作刀した時のまま）

江戸初期である寛文の刀工で，業物に指定されています．
黒錆が非常に多い状態でしたが，黒錆が多い常態でも
日本刀剣保存協会の保存刀剣鑑定証が付いていました．
銘は確かと言う事です．

黒錆を全て落とす研ぎを施しています． 黒錆は根が深く，研ぐ場合は困難であり，
あまりに錆の根が深い箇所の深掘りは避けました．

唯一の美的な欠点として，表面の切っ先から19cmの箇所，
樋の上，鎬に相当する部分に0.1mm程度の凹みがあります．
実際は滑らかに凹んでいるのですが，
敢えて目立つように強調した写真を掲載します．
この凹みにより，
刀としての機能を低下させることは一切ありません．

また，刀身の真ん中辺りに7mmほどの細い鍛えの緩みがございますが
殆ど目立ちません．
鍛えキズや鍛えの緩みは刀工が正直に折り返し鍛錬をした証拠です．

入手当初の刃長と2mm異なっていた為，
登録証を再発行して貰いました．

拵えは新品として拵えた物で，
柄は，牛革のスウェード（裏革）です．

拵えには如何なるガタつきもなく，
刀身には樋も通っており，
刃も極めて鋭利な状態です．
業物指定されている保存刀剣である以上，
日本の大切な文化財ですが，
居合には適しています．
軽いため，女性が使う高級居合刀として適しています．

また，業物だけに，
この刀はかなり撓り（しなり）ます．

歯切れ，刃毀れ，ねじれ，曲がりなど，
刀としての欠点は一切ありません．

刀工辞典では参考価格が350万円となっていますが，
これは最上の出来でかつ，好景気時の価格なので，
決して，市場価格が350万円という訳ではありません．
実際は刀工辞典の参考価格を
3(最上作で作刀した時のまま)～15(銘は確かでも保存状態が悪いなど)で
割った価格が適切な価格と考えて下さい．

どうぞよろしくお願い致します．